https://www.kogensha.jp

統一原理127のポイント 33
堕落人間が、神の血統でなくサタンの血統をもっていることを、聖句を引用して説明してください

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第二章 堕落論
32 堕落人間が、神の血統でなくサタンの血統をもっていることを、聖句を引用して説明してください。(『原理講論』、102~103ページ)

 ヨハネ福音書八章四四節に「あなたがたは自分の父、すなわち、悪魔から出てきた者であって、その父の欲望どおりを行おうと思っている」と記録されています。
 また、ヨハネの黙示録一二章九節に「この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは」とあることから、悪魔はすなわちサタンであり、サタンは人間を誘惑した古い蛇であることが分かります。
 これらの聖句から人間は、悪魔の子孫であり、サタンの子孫であるがゆえに、結局蛇の子孫であることを意味していることが分かります。全ての人間がサタンの血統から生まれるようになったのは、人間の祖先が天使と淫行を犯したからです。

 堕落した人間は、神の血統ではなくサタンの血統をもって生まれたので、ロマ書八章二三節には「御霊の最初の実を持っているわたしたち自身も、心の内でうめきながら、子たる身分を授けられること、すなわち、からだのあがなわれることを待ち望んでいる」と記録され、マタイ福音書三章七節には、洗礼ヨハネがユダヤ人たちを見て、「まむしの子」、すなわちサタンの子孫であると叱責し、また、マタイ福音書二三章三三節においてイエスが「へびよ、まむしの子らよ、どうして地獄の刑罰をのがれることができようか」と叱責されたことが聖書に記録されています。

---

 次回は、「人間の堕落が淫行である証拠を、五つの点から説明してください」をお届けします。