2019.10.30 22:00
暮らしのチエばあちゃん 22
カボチャはワタも皮も、種までも丸ごといただきましょう!
豆知識蒐集家・蔵篠 チエ
キレイ好きなチエばあちゃんがぽんまるに、日頃使える家事の裏技や、知っているとちょっと得するライフハックを教えてくれます!
皆さんの暮らしのお悩みも、チエばあちゃんが解決してくれるかも?
おばあちゃん、ハッピーハロウィーン\(^o^)/
おやまぁ、ぽんまるちゃんかい?
かわいく仮装したね(^ ^)
えへへ…(*´꒳`*) ありがと♡
ねえ、おばあちゃん、トリックオアトリート(^^)
はいはい。さっきも近所の子供たちが来たよ。
もともとは秋の収穫に感謝する西洋のお祭りだけど、日本でもいつの間にか定着したねー。
あれ、今日はカボチャ料理なの?
街中でお化けカボチャのランタンを見ていたら、カボチャが食べたくなって、スープを作ったんじゃ。
これから、このワタと皮と種を料理するところ。
え? これ、みんな捨ててるような気がする…。
そうじゃろ? でも、カボチャのワタのβカロチンは、実の2倍も含まれているそうじゃ。
捨てたらもったいない。皮も実より栄養があるしね。
ふーん(´・_・`) つぶつぶきゅうりもそうだったね(第12回)。
ふふ…ゴーヤじゃよ(^ ^)
☆カボチャのワタ入りスクランブルエッグ
【用意するもの】
・カボチャのワタ 2分の1個分
・タマネギのみじん切り 大さじ2
・干しエビ 少々
・卵 3個
・マヨネーズ 小さじ2
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・ごま油 大さじ1
・しょうゆ
1.カボチャを半分に切り、ワタと種をスプーンでくり抜き、ワタと種を分ける。
2.ワタを刻む。
3.ボウルにカボチャのワタ、卵、マヨネーズ、鶏ガラスープの素を入れて混ぜる。
4.フライパンにごま油を入れて、弱火にかけ、タマネギのみじん切りを軽く炒める。
5.タマネギが透き通ってきたら干しエビを入れ火を中火にして、3をフライパンに流し入れ、ヘラでかき混ぜる。
6.8割ぐらい火が通ったら火を切る。
7.皿に盛り付け、好みでしょうゆをかける。
※中に入れるものを、タマネギのみじん切り、ベーコンのみじん切り、チーズ、コンソメなどにすると、洋風に。ケチャップで食べてください。
☆カボチャの皮のきんぴら(2人分)
【用意するもの】
・カボチャの皮 2分の1個分
・ごま油 小さじ2
・砂糖 小さじ1
・しょうゆ 小さじ2
・みりん 小さじ2
・白ごま 小さじ1
1.厚めにむいたカボチャの皮を細切りにする。
2.フライパンにごま油を入れて、弱火にかけ、カボチャの皮を入れて炒める。
3.まだ少し固いぐらいの時に、砂糖を入れて混ぜ、それからみりん、しょうゆ油も加えて炒める。
4.最後に白ごまを振って出来上がり。
☆カボチャの種のスナック
【用意するもの】
・カボチャの種 1個分
・オリーブオイル 適宜
・バター 少々
・塩
1.カボチャの種をワタから取り出して、きれいに洗い、ざるにあけ、水を切る。
2.ペーパータオルの上に拡げ、よく水気を拭き取る。
3.皿に乗せて、電子レンジで2分チンする。やり過ぎるとはぜるので注意。
4.フライパンに種を移し、オリーブオイルを種が濡れるぐらい入れ、弱火にかけ、混ぜながらいる。
5.軽く焦げ目が付くようになったら火を止め、バター少々で香りづけし、塩を振る。
卵、ほんのりカボチャ味ー(^^)
ワタに含まれているβカロチンは免疫力を高める栄養なんじゃよ。
ばい菌と戦う力がパワーアップするんじゃᕦ(ò_óˇ)ᕤ
皮のきんぴらは甘いね。
皮にもファイトケミカルがたっぷり。
種はビタミンE、不飽和脂肪酸も含まれていて、老化防止にいいんじゃよ。
種はちょっと硬い…。
おばあちゃんは、薬のつもりでおいしくいただくよ。
カロリーは高めだから、一日10粒ぐらいが良さそうじゃ。
へーえ。僕、またカボチャ料理をしているお母さんがいたら、教えてあげようっと(^^)
そうじゃね。さあ、スープもおあがり(^ ^)
※ファイトケミカルは、食物の成分から発見された化学物質です。植物自身が、自分にとって都合の悪い、紫外線、虫などから自分自身を守るために作り出す成分で、抗酸化力、免疫力、代謝力アップに効果が期待されています。
---
次回もお楽しみに!