2019.10.29 22:00
「幸せな結婚」を考える 8
第2章 新しい結婚観
「ために生きる」ことこそが人間の最高の幸せ
もう一度皆さまにぜひ読んでいただきたい、編集部イチオシ!なコンテンツをご紹介。
第4弾は、『「幸せな結婚」を考える』を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
ナビゲーター:長岡 高史
目を閉じて今までの人生を振り返ってみてください。たくさんの「うれしいこと」があったと思います。
その中で、特に「心の底からうれしかった出来事」を思い浮かべてみてください。きっとその背後には、皆さんが「損得勘定」を超えて、本気で「誰かのために」と思った動機があったはずです。そして、そのような動機があったからこそ「力」が湧いてきたのではないでしょうか。
「自分のためではなく、誰かのために」。この思いこそ、「幸せな結婚」を目指すとき、ひいては幸せな人生を生きるにおいて、決して忘れてはいけないキーワードなのです。
結婚とは、「ただ男女がひかれ合うままに一緒になればいい」というものではありません。ましてや「気が合わなくなったら別れる」ものでもないのです。
結婚とは、「相手のために生きる」という、一つの思いを二人の心の中心に置き、共に助け合い、補い合い、支え合うことで初めて成り立つものなのです。
「愛する幸せ」と「愛される幸せ」、両方をお互いが感じてこそ、最高の夫婦となることができます。それこそが目指すべき結婚の姿なのです。