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統一原理127のポイント 27
被造世界における人間の位置を説明してください

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第一章 創造原理
26 被造世界における人間の位置を説明してください。(『原理講論』、83~84ページ)

 神は人間を、被造世界の主管者として創造されました。
 被造世界は、神に対する内的な感性を備えていないので、この世界に対する感性を備えた人間を創造され、人間をして被造世界を直接主管するようにされました。
 したがって、有形世界を主管できる肉身と、無形世界を主管できる霊人体とから構成された人間は、有形、無形の両世界をみな主管することができます。

 神は人間を、被造世界の媒介として、また和動の中心体として創造されました。
 人間の肉身と霊人体が授受作用により合性一体化して、神の実体対象となるとき、有形、無形の二つの世界もまた、その人間を中心として授受作用を起こし合性一体化して、神の対象世界となります。
 そうすることによって、人間は二つの世界の媒介体となり、和動の中心体となります。

 神は人間を、天宙を総合した実体相として創造されました。
 神はのちに創造なさる人間の性相と形状の実体的な展開として、先に被造世界を創造されました。
 したがって、霊人体は無形世界を総合した実体相であり、肉身は有形世界を総合した実体相となります。

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 次回は、「肉身と霊人体との構成と機能を説明してください」をお届けします。