シリーズ・「宗教」を読み解く 83
国際指導者会議2019①

ILC2019に世界各界の指導者約300人が参加

ナビゲーター:石丸 志信

 去る8月15日から18日まで韓国・ソウルのロッテホテルワールドにおいてUPF(天宙平和連合)が主催するILC(国際指導者会議)2019が開催された。
 「文鮮明天地人真の父母天宙聖和7周年」記念行事の一貫で、政治、宗教、経済、言論、学術界など世界各界の指導者約300人が参加した。

 今回の主題は「ワールドサミット2020に向けて~ 共生・共栄・共義」。今回のILCは、来年の韓国・ソウルで開催されるワールドサミット2020の準備会の性格を帯びていた。

 18日の朝に始まった開会総会に続くセッションⅡでは、「ワールドサミット2020・文鮮明師生誕100周年」がどのような構想で行われ、具体的にはどのような展開になるのかが説明された。
 セッションⅢでは、世界7圏域のUPF会長がワールドサミット2020に向けた取り組み状況を報告した。その上で分野ごとに分かれてワーキング・グループセッションを持った。

 一つはISCP(世界平和頂上連合)およびIAPP(世界平和議員連合)、一つはIMPA(国際平和言論人協会)の準備会、一つはIAPD(平和と開発のための宗教者協議会)、一つはIAAP(国際平和学術協会)の分科会で、熱い議論が交わされた。

 ILC参加者は、17日の午前には清心平和ワールドセンターで開催された天宙聖和7周年記念式典に来賓として参加。文鮮明総裁の生涯と世界平和への業績を追慕した。