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中高生・子女教育Q&A 13
教会活動と勉強との兼ね合い

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第10弾、『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』(一部修正)を毎週木曜日配信(予定)でお届けしています。
 なお、同書は、2004年11月に発刊されたものです。当時の状況を背景としてまとめられたものであることを念頭にご活用いただけましたら幸いです。

(光言社・刊『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』より)

Chapter3 勉強について

Q3:教会活動と勉強との兼ね合い

【Q】
 長男(高1)は二世部の活動に熱心です。二世部活動も重要だとは思いますが、勉強との兼ね合いに関してどのように説明してあげるべきでしょうか?

【A】
 勉強と教会活動は必ずしも矛盾するものではありません。例えば、教会活動を通して、本人が(リーダーになりたいという)願望を持ったなら、リーダーになるため、周囲の模範となるため、学業面にも力が入るようになるでしょう。「時間があるから勉強する」というわけでもありません。大切なものは、どこまでも本人の「やる気」でしょう。

 とはいえ、中高生たちは何かにのめり込むと自らをコントロールできなくなる恐れもありますので、その点は父母や担当者がうまく「舵(かじ)を取る」必要があるでしょうし、二世部においても、本人に生じた信仰熱や、自らを高めようとする向上心を、生活面や学業面といった、より具体的なことに向けさせる指導が必要でしょう。参考として、かつて「指導者になるんだ」と意気込んで教会活動に没頭していた二世が、「勉強ができなきゃ誰もついてきてくれないわよ」という母の一言に、心機一転、学業の方面にも精を出すようになったそうです(笑)

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 次回は、「Q4 勉強以外のことに関心が多い息子」をお届けします。


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