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創立60周年記念企画 第1弾
日本統一運動史 8
日本留学時代⑦

 日本家庭連合(旧日本統一教会)創立60周年記念企画、第1弾は『日本統一運動史~文鮮明先生御夫妻と日本の統一教会および統一運動の歩み』をお届けします。
 創立40周の際に発刊されたこの書籍は、日本における文鮮明・韓鶴子総裁夫妻の貴重な歴史的足跡と、多岐にわたる統一運動の歴史をまとめた一冊です。
 今、改めて読んでおきたい、日本の統一運動の歴史を振り返る連載です。

歴史編纂委員会・編著

(光言社・刊『日本統一運動史~文鮮明先生御夫妻と日本の統一教会および統一運動の歩み』より)

第一章 メシヤとしての準備時代における真の御父様と日本
(1941年から1945年8月15日まで)

二、 日本留学時代
(1941. 4. 1〜1943. 10)

(9)人間の観察・研究

1.  御 言
①「先生が昔、東京にいる時、日本の奥さんたちは真面目に学問するみたいな態度で挨拶している。ずっと立って数えてみたら、17回お辞儀する。誰でも自分の格好はやっぱりわからない。だから、自分をどう変えるべきか。そういうことは先生は鋭いんだよ。女の子たちいろいろな服装をしているんだけど、先生ずーっと見て、いろいろ判断するんだよ。そういうのは速いんだよ。」(1969. 2. 4)

②「30歳まで腹の減らないことなかった。だからいつでも御飯持って来たらいつでも丼三つ、四つは一遍で食べてしまう。それくらいに腹の減らない時はなかった。あるときはこの腹がどれぐらい食うか試してみようと。…

 高田馬場をずーっと行くと寺があるんだね。右側の方に寺があって、そこからずーっと食堂があるんだよ。丼、小さいおわんではない。親子丼七杯。七杯食べてから首を曲げること出来ない。腹減った時よりもっと辛い。動くことが出来ないんだね。帰って来てから十字になって寝るんじゃない。休むんだよ。腹をこうやる。いい気になったと思ったら大間違いだよ。そんなこともやってみた。だからいつも腹減っていた。」(1965. 10. 8)

(10)聖書や宗教・哲学書の研究

1.  御 言
①「自分はどういうことをするとか、自分はどういう思想を持っているとか、どういう使命を持っているとか全然話さない。友達もわからない。皆聖書を研究したり、あらゆる読むのは宗教関係の書物とか、哲学でも一番人が読まないそういう書物持って来て読む。それでわからない。それ話さない。」(1965. 10. 8)

(11)共産主義者の学生との論争

1.  御 言
①「共産主義の友達とね、政経科があるだろう、その友達と論争したよ。『遠からずして、いずれ思想的に対立して腕力でやるみたいにやる時が来るよ。自信あるか』と論争したよ。しかし、そういうことは昔のなんだな、夢みたいだ。」(1965. 10. 8)

②「神はいるかいないかという問題、今日の哲学的な観点からは、意識が先か物質が先かということが大きな問題として台頭しているのです。人間の根本とは何ですか。…目はどのようにして生じたかというとき、ただ理由もなく、生まれたかったので生まれたと考える人は、狂った人なのです。…太陽があり、空気があり、ほこりがあり、水分が蒸発するという天文学的、博物学的知識の基盤の上で、目は存在し始めたという事実を、私たちは否定することができません。…人間やすべての万物は、自分勝手に進化発展したのではなく、必ず作用がこうでなければならず、方向がこうでなければならず、目的がこうでなければならないという意識の決定的な目的実体として存在し始めたということを、私たちは論理的に否定することができません。そのような内容をもって、先生は学生時代から共産党と闘ったのです。『おい、こいつ!進化論が何だ?チャールズ・ダーウィンの種の起源が何だ?この狂ったやつ!』と、その時から闘ってきたのです。」(『真の御父母様の生涯路程』①、P. 207〜209)

(12)日本語を雄弁に語る訓練

1.  御 言
①「先生は頭が悪くないのです。日本に行っている時にも、日本人と競争をしても、先生より速く日本語を話せる人はいなかったのです。ですから、頭が良いのです。記憶力が優れているのです。

 訓練をしました。研究をしたのです。将来、日本の青年まで私の手で消化して、世界のためになる者にしようと誓ったことがあります。普通の日本人以上に、常識のある弁論ができる能力をもたなければならないと、訓練をしたのです。日本に来て日本語を学びながら、日本人と1分間に誰がよりたくさん話せるかという競争をしました。負ければ先生は眠れないのです。」(『真の御父母様の生涯路程』①、P.195〜196)

②「日本語を語るのに、スピードを出すことで一番になる。けんかをする場合にも、(相手の)一言に対して三言を語る。研究した。だから、指導者になるのは簡単ではありません。」(1988. 10. 29)

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 次回は、「日本留学時代⑧」をお届けします。


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