シリーズ聖歌 33
聖歌 第一部 38番「生命の泉のほとり」

 皆さまのご要望にお応えして、Blessed Lifeからも世界平和統一家庭連合の「聖歌」をご視聴いただけるようになりました。第一部1番から順にご紹介してまいります。

 今回は、聖歌の第一部38番「生命の泉のほとり」をお届けします。

 聖歌38番「生命の泉のほとり」は、韓国の古い讃美歌の一つで、作者・年代などは不祥ですが、信徒たちに愛されて、キリスト教会でもよく歌われてきたものです。

 「幼子のように主にすがってカナンに連れていってほしいと願うような気持ちで歌う歌ですよ」と、昔、36家庭の先生が説明してくれました。

 日本でもわずかな兄弟しかいなかった苦しい時代、久保木修己初代会長(世界基督教統一神霊協会、現・世界平和統一家庭連合)が西川勝先生の礼拝の司会をする時、よくこの歌を選んでいたと、聞いたことがあります。「おろせ汝が重き荷を」という歌詞のあたりから、会長はだんだん『聖歌』で顔を隠してしまい、横からそっと見ると鼻を真っ赤にして泣いていたとか。当時の苦労がしのばれるエピソードです。

 “会いたい、見たい、住みたいという心がいつも湧き上がるのが本然の世界の愛である”という意味のみ言がありますが、この歌はそのような心情を呼び起こしてくれます。(参照:『聖歌のめぐみ』)

 他の聖歌もYouTubeU-ONE TVチャンネルの再生リスト「聖歌」からご視聴いただけます。