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愛と人生の道しるべ 27
人生という愛の道場で愛は成長

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第1弾、『若者に贈る~愛と人生の道しるべ』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

酒井 正樹・著

(光言社・刊『若者に贈る~愛と人生の道しるべ』より)

第8章 子育てによって自分も育つ

人生という愛の道場で愛は成長

 憧れとしての初恋、性欲との闘い、失恋、ようやく見つけたベターハーフ(良き伴侶)、しっとりと落ち着いた夫婦の愛、子供を持って知る親の愛、そしてそこから広がる隣人愛……。

 愛は年を経るに従って熟し、味わいを持つようになっていきます。空想的な浮ついたものから、地に足の着いた具体的なものとなっていくのです。

 人間は一人では生きていけません。多くの人の中で上下左右と関係を結び、仕事などをすることによって、自分の問題が分かるようになってきます。

 人生という愛の道場の中で愛は成長します。そして人格に丸みが出てきます。

 ここでは、子育てを通して深められる愛情について考えてみたいと思います。まだ恋人募集中で子育てには縁がないという方もいらっしゃるでしょうが、やがて誰もが経験していきます。私のささやかな体験が、将来の参考になれば幸いです。(続く)

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 次回は、「本当の胎教とは」をお届けします。


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