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続・夫婦愛を育む 21
「神様が好まれる人は、譲歩する人です」

ナビゲーター:橘 幸世

 Blessed Lifeの人気エッセイスト、橘幸世さんによるエッセー「続・夫婦愛を育む」をお届けします

 「神様が好まれる人は、譲歩する人です」

 このみ言に出合った時は、あまりに意外に思い、消化できませんでした。
 「譲歩」という言葉に、どちらかといえば負の印象があったのも一因でしょう。

 真の父母様が歩んでこられたお姿が、その逆のイメージであったことも大きいと思います。
 この世の事情に妥協せず、神様のみ旨を推進してこられたのですから。
 それで、何度か読み直してみました。

 み言はこう続いています。

 「譲歩とは、自分がひたすらその人に付いていくことです。その人がしようと言うとおりに、ひたすら付いていくのです。ひたすら付いていけば回るようになり、回ってみれば、あとから自分がその位置を占領するようになります。結局は、その人のすべてのものを占領できるというのです」(天一国経典『天聖経』、451ページ)

 長子権復帰の道を語っておられるのかなと思いました。

 改めて「譲歩」という言葉を調べてみると、「自分の考えの一部または全部を曲げて、他人の考えに従うこと」とありました。
 なかなか厳しいですね。

 ちなみに「妥協」は、「対立する二者の双方または一方が働きかけて、互いに納得できる一致点を求めて、穏やかに事をまとめること。時に不本意ながら、妥当な線を見いだすという意を含むこともある」でした。

 別の資料には、「譲歩」には「相手の気持ちを優先すること」「相手ファーストなニュアンスがある」ともありました。
 曖昧だった母国語の理解を正した上で、上記のみ言を読んでみると、やはり真のお父様だ、と感じます。

 み言を学んだ私たちは、ややもすれば「正しさ」を主張しがちです。
 復帰したいと願っている家族の意見に対して、正そうとしたり論争に陥ったりすることはありませんか?
 それではお互い感情的になってしまいかねませんし、心の距離が広がってしまうかもしれません。

 「そんな考え方もあるのね」「そんなことを思っていたんだ」など、いったん受け止めて相手を否定しないように心がけたいものです。
 できれば、相手の言いたいことを聞き切るのがよいかと思います。

 この内容はさまざまなアドバイザーが語られて久しいですが、今でもところどころからNG行動の話が耳に入ってきます。
 結果はもちろんマイナスですので、あえて書いてみました。

 主張したくなったら、「神様が好まれる人は譲歩する人」「相手ファースト」と思い出して、いったん止まってみたらいかがでしょうか?


 橘幸世氏の書籍はこちらから。
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