2025.01.27 22:00
シリーズ聖歌
世界平和統一家庭連合の「聖歌」を、第一部1番から順にご紹介してまいります。
今回は、聖歌の第一部43番「勝利の歌」をお届けします。
「勝利の歌」は、1962年2月、名古屋において教会員が受けた霊歌です。
この頃、統一教会に対する迫害がひどくなり、血を流すまでの事件が起きました。酷寒の中でガラスを割られて、部屋の中に水をまかれたり、裁判沙汰になったりしたのです。
そのような迫害の中でも祈りで心を一つにし、声がかれ果てて出なくなるほど必死に伝道しました。
そういう中にあって神はこたえてくださり、ある日、啓示がありました。「今にこの名古屋がどこよりも動くだろう。どこよりも先に私は動かそう」と。
このようなある日のお昼ごろ、数人で祈っているとその場が高い霊的な雰囲気に引き上げられていき、イエス様が現れ、一人の教会員を通して切々とご自分の思いを語られたのです。
その場にいた教会員たちは、長い間信仰を持ってきたクリスチャンでした。ですからイエス様の悲しみを聞いた時、泣き続けて涙が止まらなかったそうです。
泣きながら祈っていると、「ホザナの栄え わが主来ませり」と教会員の口を借りて、霊界からの讃美の歌が歌いだされたのです。その場にいた教会員が歌詞を書き取りました。実際は10番まであったのですが、8番までしか書き取れなかったそうです。メロディーは暗記していたので、後で譜にしました。
2日ほど後に、再び霊現象があったそうです。この歌の題を天使が与えてくれたのです。「歌の題がない」と話し合っていたら、霊歌を受けた教会員を通して再び天使が現れ、「さあ、もう一度歌いましょう、『勝利の歌』を!」と誘って歌い出しました。
こうして、この歌は「勝利の歌」と名づけられることになったのです。
(参照:『聖歌のめぐみ』)
他の聖歌もYouTubeのU-ONE TVチャンネルの再生リスト「聖歌」からご視聴いただけます。