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祝福結婚への準備 2

 動画「二世のための祝福結婚講座」をもとに、祝福に向かう具体的な準備やプロセスについて、毎週日曜日配信(予定)でお届けします。

 父母マッチングに取り組む二世やその父母の皆さまにぜひ読んでいただきたい内容です。

※本文中の内容は2020年時点のものです。最新の情報に関しましては、最寄りの教会までお問い合わせください。

(2)祝福準備

①家庭的四位基台を備える

祝福準備
 前回は「祝福の摂理」についてお伝えしました。今回から本格的に「祝福準備」についてお伝えします。

 さて祝福を受けるというのは、結婚をすることです。
 ですから祝福の準備とは、結婚の準備でもあるわけです。

 結婚の準備と聞くと、ややもすると、「出会い」に意識が向きやすくなります。「誰と出会うか」「どのように出会うか」「出会った相手とどのように交流するか」といったイメージです。
 もちろんそれらも重要ですが、それよりも大切なのが祝福に臨む「準備」だといえます。

 では、何を準備するべきなのでしょうか?

 祝福を受ける本人の心の姿勢はもちろんですが、二世祝福において重要なのは、親が結婚相手を探すという「父母マッチング」のプロセスです。

 親が結婚相手を探す父母マッチングは、肝心の親にとっても初めての取り組みになります。親も子も初めてなのが父母マッチングなのです。

 従って、正しい知識を持って正しい準備をし、そして何よりも祝福結婚に懸けられた神の願いを知り、親子で歩調を合わせて進むことが大切です。

祝福に向かう姿勢
 まず準備すべきなのは「家庭的四位基台を備える」ということです。
 難しい言葉ですが、これが父母マッチングにおいて最も重要であり、本質的な準備になります。

 二世祝福は家庭と家庭の出会いといわれます。
 一般的な結婚は個人と個人の出会いです。そして一世の祝福も天の導きの中における個人と個人の出会いです。
 しかし、二世祝福は家庭と家庭の出会いなのです。なぜそのようにいわれるでしょうか?

 本来、神がアダムとエバに懸けた願いというのは、結婚をして神を中心とした家庭を築くことでした。
 しかし堕落論で学んでいるとおり、アダムとエバは長成期完成級で堕落してしまいました。それ故に人類は堕落したアダムとエバの血統を受け継ぐようになります。

 今や、真の父母様の勝利によって祝福の道が開かれました。すなわち神の血統につながる道が開かれたのです。これが今の時代圏です。

サタン分立のための「個人路程」
 それでは、サタンの血統を受け継いだ人間が祝福を授かるためには何が必要でしょうか。
 祝福を受けるためには、アダムとエバが堕落した長成期完成級まで上がったという型を備えなければなりません。
 そのための路程をサタン分立のための「個人路程」と呼びます。

 一世の個人路程は「罪の自覚」から始まります。
 自分の体に流れるサタンの血統を自覚しなければなりません。サタンの血統を受け継いでしまったが故に自身も望まない罪を犯してしまう…、そのような罪の連鎖の断絶を切に願い、それでも血統を通して湧き上がるサタン的な思いを否定するために、天に祈り、み言(ことば)を求め、時に体を打つような激しい信仰的訓練をしながら、メシヤによる祝福を授かっていくのです。

 時代的な恵沢、勝利圏によって訓練の内容に変化はありますが、本質は変わっていません。
 罪の自覚とサタン分立、そして祝福による血統転換を切に願う心身を備えることが個人路程における本質的内容であり、それは一世が皆、通過してきた路程なのです。

 このようにして、サタン分立の個人路程を歩んだ男性と、同じく個人路程を歩んだ女性がメシヤによってマッチングされて祝福を受けます。これが一世祝福の原理的に通過する過程であり、立場なのです。
 そして祝福を受けること、すなわち聖酒式や三日行事を経ることで、血統が転換されます。

家庭完成に向けた「家庭路程」
 アダムとエバは男女二人で神の元から離れました。ですから人類が神の元に帰っていくためには、男女二人で超えていかなければならないのです。

 そして、アダムとエバに対する神の本来の願いは神を中心とした家庭を築くことなので、祝福を受けた男女はそこで終わりではなく、家庭完成に向けた「家庭路程」が始まるのです。

 家庭路程の目的は、家庭的四位基台を完成することです。
 すなわち家庭の中心に神を迎え、夫婦が神を中心とした真の愛と信頼で結ばれ、そして親子も同様に神を中心とした真の愛と信頼で結ばれることです。

 真の父母様は、1960年の聖婚は長成期完成級の位置であると語っておられます。聖婚から完成期完成級まで7年をかけて夫婦で歩まれ、家庭完成の基準を立てられたのです。

 祝福を授かった一世の男女も、同様に家庭完成に向けた歩みがあります。
 そして家庭路程を歩んだ祝福家庭と、同じく家庭路程を歩んだ祝福家庭の子女同士が出会って祝福を受ける、これが二世祝福なのです。

 一世の祝福は、サタン分立路程を歩む個人と個人の出会いであり、二世の祝福は、家庭路程を歩む祝福家庭と祝福家庭との出会いである、というのはまさにこのことなのです。
 よって、二世祝福の本質的準備というのは「家庭的四位基台を備える」ことだということができるのです。

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