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青年の希望 1

 あの『文鮮明(ムン・ソンミョン)師御夫妻メッセージ集 青年の希望』が、30年の時を超えてBlessed Lifeに掲載されることになりました。
 「膨大な文師の講話集の中から、特に日本の青年に対して希望を与えようと、日本語で語られたもの」が選ばれ、まとめられたみ言集です。
 若い世代はもちろん、全世代にお読みいただきたい、読めば読むほど、元気が出てくるメッセージ集です。(一部、編集部が加筆・修正)


(光言社・刊『文鮮明師御夫妻メッセージ集 青年の希望』〈1995年11月10日初版発行〉より)

はじめに

 最近、青少年が「いじめ」に遭い、ついには「自殺」するという事件が相次いで起こりました。青少年は今何を考え、何を求めているのか、また、どう生きようとしているのでしょうか。

 しかし、生きるということの答えは、大人といえども容易に出せるものではありません。それは哲学者、宗教家ばかりでなく、歴史を通して全人類が考え悩んできた問題です。

 ここに紹介する講話および講演文は、世界的に有名な宗教指導者である文鮮明師と、その令夫人であられる韓鶴子(ハン・ハクチャ)女史によるものです。

 膨大な文師の講話集の中から、特に日本の青年に対して希望を与えようと、日本語で語られたものを選びました。「青年の希望」だけは、英文からの翻訳ですが、これも、もとは日本語で語られたものです。

 文師の教えは「統一原理」といい、『原理講論』にまとめてあります。しかし、論文と比べ講話には、より臨場感と情熱が感じられるものです。文師にとって、日本語は母国語ではないため、文中ぎこちない箇所もありますが、そこを文章整理すると、味と迫力が失われるのではないかとの危惧(きぐ)から、そのまま掲載しました。ぜひともその情熱をくみとっていただきたいものです。

 韓鶴子女史の講演文も、日本語で語られたものです。神の復帰摂理歴史と、文鮮明師の歩みと、現代の時代的意味を、的確に説明されているため、女性の人々に語られたものではありますが、掲載しました。

 本書を読まれた青年が、人生に喜びを感じ、未来に希望を抱くことのできる、一つのきっかけとなるようにと切望するものです。

1995年5月1日
光言社・書籍編集部

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 次回は、「希望を抱かない青年はいないをお届けします。