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スマホで立ち読み Vol.33
『夫婦愛を育む魔法の法則』12

橘 幸世・著

(光言社・刊『夫婦愛を育む魔法の法則』〈2017年8月25日初版第2刷発行〉より)

 スマホで立ち読み第33弾、『夫婦愛を育む魔法の法則』を毎週金曜日(予定)にお届けします。
 誰にでも、どんな夫婦にも当てはまる、幸せな夫婦になるための原則が詰まっています!

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第2章 受け入れる

自分が正しいと思い込んでいないか?

 独り善がりにならないよう気をつけましょう。自分の判断が正しい、自分が夫より優れている、より信仰的だ、と思い込み、その立場から夫を裁いたりしてはいけません。

 一般的に、女性はこの傾向が男性よりも強いようです。「正しい私」が「間違っているあなた」に物申す、というスタンスを取ってはいないか、振り返りましょう。夫が自分と意見が違うとき、自分の良しとする行動をとらないとき、もしかして自分の知らない事情があってそう判断しているのかもしれない、自分は何か見落としているかもしれない……など、常に他の考えが入るスペースを残しておきましょう。往々にして、男性のほうがより広い視野から客観的に物事を判断しています。自分の判断と夫の判断が違うからといって、自分が正しいとは限らないのです。

 相手を受け入れるには、“謙虚”でなければなりません。

 この原則に取り組んで格闘する中で、多くの女性たちが、「むしろ主人のほうがあるがままの私を受け入れてくれていました」と実感しています。そういう“気づき”があると、夫に対する見方が大きく変わります。

 それまで相手に不満を持ち、責めていたのが、この原則を実践しようとしてもできない自分の不足に気づき、視線が自分に向かうようになります。同時に、相手に対しては長所を見ようとしますので、それまで見過ごしていた、あるいは当然と思っていた夫の良い点を再発見し、イライラが減り、受け入れられるようになっていきます。妻が穏やかになると、夫もリラックスできるんですね。

 結果、夫婦双方ともストレスが減り、喜びが増えていくのです。

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 次回は、「やがて幸せが訪れる」をお届けします。



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