https://www.kogensha.jp/shop/detail.php?id=4262

(『祝福家庭』98号)
【第2・第3祝福】「家庭完成・主管性完成」

 いつでもどこでも、訓読生活!
 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第2・第3祝福】
「天の父母様」に関するみ言(4)

《真のお母様のみ言》

人類を「私の息子よ、娘よ」と言えなかった神様
 私が出会った神様は、全知全能の権能を束縛されたかわいそうなかたでいらっしゃいました。天上と地上世界を創造されましたが、人間始祖の堕落により、「私の息子よ! 私の娘よ!」という一言を叫ぶことのできなかった神様が、私の父であり、私の母でした。それが天の父母様(神様)でいらっしゃったのです。その心情は、血が沸き立ち、骨がきしみ、骨髄が溶け出す境地です。そのような恨(ハン)の歴史を抱いてきたのです。

 そのような話をすれば、胸が張り裂けそうです。このような天の父母様を解放してさしあげ、新しい時代を迎えることに一生をささげてきました。


(2014年9月23日、千葉〈『トゥデイズ・ワールド ジャパン』2014年11月号〉)


神様の女性格である「天の母」が隠されてきた歴史
 神様の願いは、人類の真の父母になり、「神様のもとの人類一家族」理想を実現することでした。「父なる神」だけでなく、「母なる神」、すなわち「天の父母様」となり、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界が神様を父母として迎え、神個人、神家庭、神氏族、神民族、神国家、神世界になるように導くことでした。

 しかし、人間始祖の堕落によってこのような天の父母様の創造理想実現は延長され、「天の父母」の立場ではなく、神様の男性格である「天の父」の立場を中心とした、男性中心の歴史が展開されたのです。…したがって、神様の女性格である「天の母」の立場は隠され、神様は「天の父母様」になることができなかったのです。…

 このような理由から、私はこれまで、天の父母様の本然の立場を取り戻してさしあげるために、そして、耳があっても聞こえず、目があっても見えていない人々のために、東から西、南から北へと地球の至る所を回り、天の摂理の真実を伝えることにすべてを投入してきました。


(真のお母様の自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』序文)


人間の真の父母になるのが天の父母様の夢
 全知全能であられる神様、初めと終わりが同じであられる神様です。しかし、問題は、神様が太初に祝福しようとされた人間の先祖になりうる、人間として勝利した男女が現れなければならないということです。(そこに)神様が臨在されて、人間の真の父母になろうとされたのが、天の父母様の夢でした。


(2017年114日、韓国・HJ天宙天寶修錬苑〈『世界家庭』201712月号〉)