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シリーズ聖歌

 世界平和統一家庭連合の「聖歌」を、第一部1番から順にご紹介してまいります。

 今回は、聖歌の第一部26番「輝く御国をお届けします。

 この聖歌は、韓国教会草創期の19551月に入教した李月星(イ・ウォルソン)さんが、開拓伝道のさなか、込み上げる感謝と呼びかけの思いを詞にしたものです。曲は、当時在籍していた男性がつけました。

 李月星さんが汗を流しながら開拓地域を巡回していたある日、雨がひどく降ってきて川が増水し、自転車を担いで川を渡るしかありませんでした。26カ所もそのようにして渡ったのだそうです。

 激しい川の流れに力が及ばず、自転車ごと流されてしまいそうでした。その環境の惨めさをかみ締めながら、何度も何度も自転車を担ぎ直して任地に向かいました。「天を求めていく道は苦しくとも、顔に浮かぶ笑みは、本当にあなたの愛の結晶だと信じます」と祈りつつ、神と共に今生きている自分に笑みを向けながら川を渡っていったのです。

 このような開拓時代のさなかの1950年代後半に、李月星さんはこの聖歌の詞を作ったのです。

 「輝く御国」という聖歌は、選ばれた喜びと誇りに満ちて、「神は約束を果たされる」と天を見上げる力を与えてくれます。この聖歌を歌いながら、時代のバトンを受け取って、喜び走ろうではありませんか。

 「私の顔に浮かぶ笑みは、あなたの愛であることを信じます」と祈りつつ急流を渡った、開拓期の先人たちと共に!

(参照:『世界家庭』20228月号「続・聖歌のめぐみ」)

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