2024.09.03 22:00
スマホで立ち読み Vol.19
『真のお母様、感謝します』16
『真のお母様、感謝します』の一部を「立ち読み」でご覧いただけます! 毎週火曜日にお届けします。
真のお母様(韓鶴子〈ハン・ハクチャ〉総裁)との出会いの証しを集めた貴重な一冊です。
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“ジャストフィット”のアロハシャツ
平井 利明(6000双)
思いがけないことに、2008年1月24日、ハワイのキングガーデンにおける真の父母様との朝食会に招かれました。さらに真のお母様が参加者にアロハシャツをプレゼントしてくださり、それを着て記念写真を撮ってくださることになりました。
父母様と同じ食卓で、しかも隣の席だったので大変緊張しました。食事中、真のお父様が突然、「相対者を呼びなさい」と指示されました。
別室で食事を取っていた妻が、お母様から頂いた私のアロハシャツを持って朝食会場に入ってきました。そしてお母様に日本語で、「せっかくお母様から頂いたアロハシャツですが、夫には小さくて、これを着て記念写真を撮ることができません」と話し出したのです。
ただでさえ緊張しているのに、背中越しに聞こえてきた妻の声……。頭が真っ白になり、身が凍りついてしまいました。
その直後、お母様がそのアロハシャツを手に取られ、広げて私の背中に当てられました。そして「あら、あなたには本当に小さいわね!」と言われたのです。
「えっ、私の背中!? お母様が日本語!? 小さい!?」
私がさらに固まっているところで、お母様が姉妹に「奥から持ってきなさい」と指示され、お父様のアロハシャツが1着、運ばれてきました。「ここで着替えてみなさい」とお母様がおっしゃったのですが、さすがに父母様の前で裸になることはできず、別室で興奮しながら着替えたところ、ぴったりでした。
私はそのまま父母様のもとに戻って、「チャンプモニム、ジャストフィット!」と大声で叫んでいました。父母様は大笑いされました。妻はゆったりとコナコーヒーを飲んでいました。その後、「しあわせってなんだろう」を一緒に歌いました。
妻は後で、「アロハシャツを交換してもらおうと思ったのではなく、せっかく父母様から頂いたのに、この服で記念写真を撮れないのが申し訳ないとお伝えしたかっただけだった」と言っていました。また妻がお母様に日本語で話しかけたのは、父母様が幼少のお孫様を日本の姉妹に託しておられたので、お母様は日本語での日常会話を理解されていることを知っていたからでした。
【お父様がお母様について書かれた揮毫】
天慕之母、地敬之母(2004年3月7日)
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次回は、「毎日、数え切れないほど名前を呼んでくださった」(平野太司)をお届けします。お楽しみに!