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スマホで立ち読み Vol.35
『家庭と教会学校で育む 子女の心情と信仰』1

座間保裕・著

(光言社・刊『家庭と教会学校で育む 子女の心情と信仰』〈20161031日初版発行〉より)

 スマホで立ち読み第35弾、『家庭と教会学校で育む 子女の心情と信仰』を毎週月曜日(予定)にお届けします。

 本書は長年にわたる子女教育の研究と実践の集大成として、家庭教育での父母の在り方についてまとめられた一冊です。

 第1部はQ&A形式の提言、第2部は第1部の内容についての理論的な解説がまとめられており、実践と理論の両面で学べます。

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はじめに

 本書の原稿をまとめることで、自分が子女教育の担当者として、果たして真(まこと)の父母様の教育思想を、どれほど正しく相続し、伝達できたかということを振り返るのに貴重な機会となりました。

 今日、多くの教育書があり、証(あか)しがあり、勉強会もありますが、「神人愛一体理想をいかに築くか」が、一番大きな課題であると思っています。つまり、堕落性と戦いながら、徹底的にサタン分立の道を究めつつ、自分自身が「神性」と「個性」を表し、真の愛の世界を自らの家庭から発信できる者となることであると感じています。

 したがって、子女教育とは、神主義の軸を立てながらサタン分立の道を歩みつつ、為(ため)に生きる実践を、自らが自然体でなす姿になることであると思います。

 「天一国(てんいちこく)」は、天の伝統の相続者である祝福家庭の子女の誕生によって確実に築かれていきますが、彼らの堕落がないようにするために、我々一世の生き様が今日ほど問われている時はないと痛感しています。

 2016年度の全国成和子女教育者研修会のテーマを「愛天・愛人・愛国の精神」としましたが、ここに、全ての教育のゴールがあることを痛感します。「始めであり終わりである」という結論です。

 我々が、全ての現象を「神の目」で見ることのできる者に生まれ変わり、神主義による子女教育をなして新しい時代を体感できる者となれるために、本書が参考になれば幸いです。

 なお、関心あるところから読んでいただけるように、前半に「Q&A」を、後半にその理論づけを記しました。

座間保裕

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 次回は、「親子集会や父母集会は重要」をお届けします。



「一気に読んでしまいたい!」というあなたへ

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