2024.08.02 22:00
【テキスト版】
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第199回 家庭連合はどのような教会改革を行っていますか?
ナビゲーター:阿部美樹
皆さん、こんにちは!
今回は、「家庭連合はどのような教会改革を行っていますか?」という質問に対してお答えします。
家庭連合は、2022年9月に発足したタスクフォース「教会改革推進本部」を中心に、三つのアクションプランをもとに改革を続けています。
第一は「コンプライアンス宣言の再徹底」であり、第二は「信徒に対するサポートの強化」、第三は「組織刷新のためのリーダーシップ改革」です。
それぞれの取り組みの要点を紹介いたします。
第一の「コンプライアンス宣言(2009年)の再徹底」では、献金確認書による過度な献金の防止を行いました。
10万円以上の献金を受領する場合は、その都度「献金確認書」により所定の内容を確認してから受領するという制度を導入しました。
そして受領書の発行による透明性の強化です。
さらに、霊的知見により不安をあおっていると誤解される献金奨励の禁止を行いました。
その中でも家系図・霊能力などを用いた献金奨励の禁止(再徹底)という項目を設けて、その指導を徹底しました。
また、地域に根差し、透明性の高い伝道活動の推進をしています。
伝道活動をする際に正体隠しであるとの誤解を生むようなことがないよう、団体名の明示をするよう再度指導を徹底しました。
第二の「信徒に対するサポートの強化」では、認定された1500人の相談員を配置し、信徒家庭を支援すること、牧会者の信徒家庭訪問による相談および交流などの促進をすることが行われています。
信徒からの相談・クレームなどへの迅速・適切な対応ができるように、各地の教会や本部に設置された総合相談室に信徒のかたからの相談・クレームが寄せられるようになっています。
事件直後は、毎月100件以上の相談が寄せられていましたが、最近は徐々に減ってきています。
第三の「組織刷新のためのリーダーシップ改革」では、信仰に基づき真の愛を実践する教会づくりを目指し、人の魂を生かし、人格の成長および霊性の開発をサポートすることができるようにスタッフ教育・信徒教育を進めています。
二世圏牧会者の育成および積極的な登用をするために、2022年10月には、20人の二世圏牧会者を全国の重要拠点に配置しました。
彼らに続く若年層のリーダーを育成するため、新入職員や若手職員などに対する定期的な職員教育の場を設けています。
さらに、信徒を大切にし、信徒の成長に奉仕するリーダーシップを目指し、教会スタッフ、特に牧会者がこのようなリーダーシップを身に付けられるよう、定期的な研修の場を設けて指導・教育を行っています。
そのためには、信徒の意見を取り入れた教会運営が必要になります。
各教会に信徒の代表者を含めた教会運営委員会を設置するよう指導しました。
奉仕活動を通した地域社会のために生きる教会づくりも必要です。
各地での社会貢献活動に関しては、従来から積極的に行っていましたが、より地域に根差し、地域から本当に必要とされる教会となるために、周辺道路や公園などの清掃活動、地域のお祭り・イベントなどのお手伝い、チャリティー・バザーや災害時の支援活動など、積極的な地域貢献活動を行うよう指導しています。
教会が持っている人や場所などのリソースを地域に還元することで、地域が抱える課題を解決し、より良い社会環境の創成に貢献するため、今後も積極的に社会貢献活動を行ってまいります。
このように、より良い教会を目指してさまざまな観点で改革推進を行っています。
詳細は家庭連合の公式ウェブサイトをご覧ください。
【参考】
「世界平和統一家庭連合公式ウェブサイト」