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喜びと幸せの生活伝道 51

 「喜びと幸せの生活伝道」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
 伝道勝利の秘訣(ひけつ)は、真の父母様のみ言から学ぶことができます。
 本書では、伝道のポイントや勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて説明されています。

篠崎 幸郎・著

(光言社・刊『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)

第五章 み言に学ぶ伝道の秘訣
五、心がけるべき生活習慣

信頼され必要とされる人に
 真のお父様は南米ジャルジンで、真の愛について、「関心を持つ」、「責任を持つ」、「理解しようとする」、「尊敬する」、最後に「先に与える」と、五つの言葉で説明してくださいました。

 対象者の言動や心に関心を持ち、責任を持って接するのです。そして相手のことを理解しようと、共感して、よく聞くのです。常に相手を尊び、価値のある存在として見つめ、その人の事情を自分のことのように受け止めるのです。そのために、笑顔、挨拶、親切は欠くことはできません。

 人と接するとき、その人が私に無関心であったり、話を無責任に聞いていたり、誤解し、無視し、対話を絶ってしまったりすれば、どんなに気持ちが悪いでしょうか。

 真の愛を持って人と接していけば、自然に味のある人になるのです。そうなれば、相手が私に関心を持たざるをえなくなります。信頼され、必要とされるようになります。

 人はうれしいとき、その喜びを一緒に分かち合ってくれる人に伝えたくなります。悲しいときは、その悲しみを共に背負おうとしてくれる人が一緒にいてほしいと願うものです。

 本来、親とはそういう存在だと思います。その親の位置と心情を復帰することが伝道の醍醐味(だいごみ)なのです。多田聰夫(としお)・家庭教育局家庭教育部長(当時)が、よく「子育てはいつまでするのでしょうか? それは真の親になるまで、です」と語っていますが、正に伝道も、育てることを通して真の霊の親になるまで続けるのです。

【編集部注】
 「霊の子(霊の親)」は「信仰の子女(信仰の親)」のこと

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 次回は、「真のお父様がされた生活指導」をお届けします。


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