2024.06.13 22:00
なつかしきエデン 45
アプリで読む光言社書籍シリーズとして「なつかしきエデン」を毎週木曜日配信(予定)でお届けします。
統一原理の中の「創造原理」で出てくる用語が、イラスト共に分かりやすく学べます!(一部、編集部が加筆・修正)
座間保裕、濱林清美・著
第六節 人間を中心とする無形実体世界と有形実体世界
⑪人間の心
霊人体の中にある生心(せいしん)と、肉身の中にある肉心(にくしん)が、神様を中心として授受作用をする時にできる作用体を、心と言います。心が絶対的な善の基準で神様の方向を向いている時、その心を本心と言います。
しかし堕落人間は、場所により時代により善の基準が違ってきました。したがってその時の人間の心は、自分が善であるという方向に向いていました。その心を良心と言います。人間が堕落さえしなければ、いつでも、どこでも善の基準は同じなので、本心と良心は一致していたのです。
また、サタンの力によって、生心と肉心が不自由な状態で授受作用する時、その心はサタンの方向を向き、自己中心的な心になっているので、これを邪心というのです。
したがって私たちの生活は、邪心の力を弱くし、本心(良心)の力を強くするための努力が大切で、み言(ことば)を学びお祈りし、善い行いをするのも、その目的のためなのです。
---
次回は、「神の子が住む理想世界 ①創造理想」をお届けします。