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私の心の中にいる神様 13

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週月曜日に配信予定です。
 初出は2020年に配信されたものです。

良心は裁かない

(男性 50代

 「自己牧会プログラム」には「良心との対話」のワークがあります。何かを否定している時、嫌な気持ちに襲われた時、迷った時など、このワークをしながら良心に問い掛けると、時としてお茶目で、思いがけない答えが返ってくることがあります。

 私はカップ麺が大好きで、職場での昼食も毎日のようにカップ麺です。するとある時、同僚から「健康に良くないよ」と注意されてしまいました。

 大好きなカップ麺を否定され、心穏やかでなくなった私は、「良心がいいと言えばOKだ」と自分に言い聞かせ、尋ねてみました。

 「食べてもいいですか?」

 すると、なんと「いいよ」という答えが返ってきたのです。「駄目」と言われるかと冷や冷やしていたので、うれしくなりました。

 ところがその一方で、「本当にいいのかなあ」という思いも拭えないのです。体に良くないことは分かっていましたから。

 そこで念のために、言い方を変えてもう一度尋ねてみたのです。

 「食べない方がいいですか?」

 良心の答えはこうでした。
 「その方が、もっといいね」

 この答えには参りました。もし最初から頭ごなしに「駄目だ」と言われたら、反発していたでしょう。「二度と尋ねないぞ」という思いにもなったかもしれません。

 良心は決して私を裁かないし、否定しません。私を生まれた時から見てきた良心ですから、どのようにしたら私が受け入れやすいかをよく分かって、絶妙な答えを返してくれるのです。

 「良心と一緒に楽しむ時間をもたなければなりません。……(良心と)最も親しい友人になってみなさい」(『後天時代と真の愛の絶対価値』)というみ言をかみしめる日々です。

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 次回は、「吸い殻さん、ありがとうをお届けします。


◆本編で紹介されている『自己牧会プログラム』の、ワークの内容を詳しく書籍でご覧になりたいかたはコチラ