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私の心の中にいる神様 11

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週月曜日に配信予定です。
 初出は2020年に配信されたものです。

20年ぶりの親孝行

在韓日本婦人 50代

 韓日祝福を受けて韓国に嫁ぎ、韓国生活は20年になります。

 私の両親は反対牧師(家庭連合会員への棄教のための拉致・監禁に関わり脱会を強要するキリスト教牧師)とつながって激しく反対していたため、この20年の間、連絡することも会うこともできずにいました。

 2014年に初めて家族で実家(石川県)に行った時、結局会ってもらえなかったというつらい過去があり、それ以来、実家の家族と向き合うことがとても難しくなっていました。

 しかし「自己牧会プログラム」に出合い、「良心と対話する」ワークを実践するようになると、私の良心が「会ってもらえなくても、会いに行かなければならない」と叫び続けているのが分かってきたのです。

 そして、「今まで親孝行をしてあげられなくて申し訳なかった」と心から思えるようになり、親の苦しみも以前より深く感じられて、もう一度会いに行ってみようという気持ちが強まってきました。

 2019年2月末、心を奮い立たせて、娘と一緒に帰省しました。教会に入教して以来、初めて実家の敷居をまたぎ、母と会うことができました。母は私と娘に「よく来たね」と言ってくれました。

 しかし、なぜか父の姿が見えません。
 聞けば、父はその3年前に自殺していたのです。2014年に私が会いに行った時に、私を追い返してしまったことに対する後悔が、父の心を痛めていたようです。

 私はショックで泣きながら母を抱き締めました。そして、「こんなに遅くなってしまってごめんなさい。これからは親孝行できるように頑張るから」と謝りました。

 自己牧会プログラムを通して心が勇気づけられ、親に会いに行くという一歩を踏み出すことができました。本当に天一国時代が来たのだなと実感しています。

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 次回は、「自分を批判する人の幸せを祈るをお届けします。


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