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【B-Life『祝福家庭』コーナー】
『祝福家庭』102号(2021年秋季号
「本性美」入門講座 3
ファッションコーディネート

ビューティー・アドバイザー 松橋陽子

 「自分に似合う洋服を着たい」と願う人は多いのですが、自分で似合うと思っている洋服が、第三者から見て実際に似合っているかというと、意外にそうではないケースも多いようです。
 二世圏の独身女性を対象にファッションのお話をしたときにも、参加者が選んだ洋服の組み合わせを私が直してあげると、「似合う洋服の選び方が初めて分かった」と、納得する女性が多かったのです。

 「似合う洋服を着る」とは、その人の内面と外見、そして服装の調和がとれている状態であると私は考えています。服装を見てその人らしさが感じられたとき、その外見に内面が反映されているのだと思います。

 真の父母様のみ言に、次のようなものがあります。

真の父母様のみ言
 皆さんが人に会えば、相手にある印象を与えるようになります。そのときに悪い印象を与えれば、それは悪です。良い印象を与えれば、会うたびに前よりも良くなるのです。印象が良くて初めて神様が協助されるのであって、良い印象を与えることができなければ、神様も協助することができません。

(光言社刊『天運を呼ぶ生活』31ページ)

 私たちは、人との関わりを避けて通ることはできません。人にどのような印象を与えるかということは、結果として伝道にも大きく影響します。

 ファッション業界では、しばらく前から「骨格診断」を用いて似合う洋服を選ぶ流れが生まれていて、そのためのインストラクターの養成や資格制度を整備し、研究活動を行う団体(法人)が複数活動しています。

 骨格診断とは、身体の筋肉や脂肪のつきかた、関節の特徴などから、ストレートウェーブナチュラルの3つのタイプに分けて、似合うファッションの傾向を分類するものです。
 自分がどのタイプなのかについては、このあとに出てくる図を参考に判断してください。
 3つの分類の境界線にある人もいるため、これだけでは診断できない場合もあると思います。そのようなときは、インターネット上にある数多くの「骨格診断サイト」を参考にすることをお勧めします。

▲ツイード=短い羊毛を紡いで作られる織物。肉厚で保温性が高い。(画像をタップすると拡大してご覧になれます

 3つのうちのどのタイプなのかが分かったら、上の図を参考に、何の素材の洋服をどのように着こなせばよいかを把握し、自分に似合うファッションの傾向をつかみます。

 着こなしの基本は、服装の色彩を3色に抑えることです。また「ボトムス」(スカートやズボンなど)よりも、「トップス」(上に着るもの)を多くそろえ、TPOに合わせて組み合わせます。ベージュ色の服装は、全てのTPOに合います。
 白や黒などのモノトーンスタイルには、明るめの小物(バッグや靴など)を合わせると、全体が明るい感じになります。柄物のブラウスを着た場合は、その柄に入っている色の1つに、ボトムスや小物の色を合わせると、スタイリッシュになります。バッグとシューズを同じ色にするのもオシャレです。

 スカーフは、最後の仕上げにアクセントとして用いますが、これ1つが加わるだけで、印象が大きく変わります。
 ファッション雑誌にあるようなエレガントな結び方をしてもいいですし、さっと首から掛けただけでも、ワンランクアップのおしゃれができます。
 洋服のコーディネートが全体的に寂しいと感じるときや、ビジネスの服装で色彩が地味なとき、首元にスカーフを巻くだけで抜群のワンポイントアクセントになり、物足りなさが解消され、着こなし上手な女性になれます。
 無地の洋服には華やかな色や柄のスカーフ、清楚なイメージの洋服やカジュアルな洋服には、よりシンプルなスカーフ、例えば幾何学模様や水玉模様(ドット柄)などのデザインが映えます。

 普段から自分に何が似合うのかを考え感性を磨くと、服選びに迷うことがなくなります。

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 このような内容が盛りだくさんの『祝福家庭』を、是非一度手にとってみてください。

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