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真の父母の絶対価値と氏族的メシヤの道 214
建国精神を失ってはならない

 今日も「一日の出発のみ言」をお届けします。
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(光言社・刊『真の父母の絶対価値と氏族的メシヤの道』より)

第四章 天一国の完成と氏族的メシヤ

第三節 父の国と母の国の一体化

(二)天一国の完成と日本

①イスラエル民族の教訓(3)

 かつてのユダヤ民族が失敗して国家を創建できなかったために、イエス様が亡くなり、今、先生まで苦労しています。先生は、このようなことをしなくても、天国に直行する群れの子孫になることができたのですが、子孫にまで延長してこのような苦労をさせるのは、復帰されたカナンの地に入っていったイスラエル民族が失敗したからです。それが今も影響しているというのです。

 それと同じように、皆さんがもし失敗すれば大変なことになります。大変なことになるのです。誰がそのような伝統、建国精神を台無しにしたのかというと女性です。母親が台無しにしたのです。周辺の国々を見れば、牧場もあり、牛もいて、家もあり、不足なものがなく毎日裕福に暮らしているというのです。しかし、自分たちは満足に食べることもできていません。「一族が座って水ばかり飲んでどうするのか」と考えたのです。

 母親たちは心を痛め、国を忘れて「あなた、どこどこにこのような息子がいるのですが、貧しい一族を救わなければならないので、私たちの娘と結婚させるのはどうですか」と勧めたというのです。美男の息子がいれば、「カナン七族の女性がいます。ユダヤの悲惨な女性より、あの美しい女性と結婚するのがよいのではないですか」と言って、一族がこのように考えるようになりました。神様が願われる伝統的な考えを横に置き、サタンが喜ぶ足場に向かっていったという、そのような悲惨な出来事がありました。男性よりも女性がそのようなことをしたのです。(2581161994.3.17

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 明日は、「母子協助による長子権復帰」をお届けします。