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真の父母の絶対価値と氏族的メシヤの道 213
カナンに入ってからの7年間

 今日も「一日の出発のみ言」をお届けします。
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(光言社・刊『真の父母の絶対価値と氏族的メシヤの道』より)

第四章 天一国の完成と氏族的メシヤ

第三節 父の国と母の国の一体化

(二)天一国の完成と日本

①イスラエル民族の教訓(2)

 イスラエル民族がエジプトを出るとき、紅海を前にして行く道がないのに、エジプトの軍隊が後ろから追いかけてくるのです。そこにおいては、神様に頼るしかありませんでした。「今回一度だけ神様が助けてくだされば、カナンの地に入っていくら困難なことがあっても、それを克服します」と思ったでしょう。神様はその決意の瞬間を御覧になり、彼らを救うために、紅海を分けて高速道路のように渡っていくようにしてくださいました。

 そのように神様の導きを受けたイスラエル民族が、どうして捨てられ、馬のひづめに踏まれて血を流し、世界的に悲しい涙と落胆の涙、絶望の涙とともに血を流す民族になったのでしょうか。それは、正にカナンの地に入ったのちの7年間のためだったというのです。7年間を耐えることができずにそのような結果を招いたという事実が、今先生によって明らかにされました。(2581161994.3.17

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 明日は、「建国精神を失ってはならない」をお届けします。