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自叙伝書写 感動体験集
第38回 娘と息子が書写で自信を取り戻す

(女性)

 「自叙伝書写 感動体験集」を毎週水曜日配信(予定)でお届けします。
 初出は2018年に配信されたものです。

 私の家庭は、私たち夫婦、長男、次男、長女の5人家族です。

 子供たちの成長と幸せを願いつつも、次第にそれぞれ学校生活がうまくいかなかったり、体の具合が悪くなったり、就職活動が思うようにいかなかったりと、さまざまな問題が生ずるようになってきました。

 娘は中学・高校の時にいじめに遭い、学校生活に悩み、死にたいとまで言っていました。

 中3の時、心労のあまり学校で意識を失って救急車で運ばれたり、せっかく合格した大学も入学をやめることになったりとすっかり自信を失い、生きる目的も見いだせず、気力も出ず、不安な日々を過ごしておりました。

 私自身も体を悪くして、原因不明の40度の熱が毎日出たり、皮膚科以外の病院には全て通ったりするほど、心労でつらい思いをしていました。

 そんな時に、文鮮明(ムン・ソンミョン)先生のみ言(教え)と出合って元気を取り戻すことができました。

 「子供たちには、私と同じような思いをさせたくない!」「幸せになってほしい」という思いで2年前から自叙伝書写を始め、ずっと続けてきました。

 そんな中、娘を助けてあげられるのは親である私しかいないという思いが湧いてきて、「一緒に、書写をやってみない?」と声をかけたところ、娘は「やる! やる!」と快く書写を始めてくれました。

 毎日書写を続けていくうちに、何をするにも不安で不安でしかたなかった思いが少しずつ薄れ、次第にもとの元気な娘に戻ってきました。

 その後、書写を日々行いながら親子で浅川勇男先生の「幸運を引き寄せる生活講座」を学ぶようになりました。講座を学び続け、「愛天・愛人・愛国生活」ができるように心がけて意識していると、普段の生活態度にも変化が生じてきました。

 以前はあまり率先して家のことをする子ではなかったのですが、食器を洗ったり、毎日床掃除をしたりしてから寝るようになりました。何かを続けることで力を頂き、当たり前のことにも感謝する心が生まれてきたようです。

 このように書写に出合わなかったらと思うと、心から感謝せずにはいられません。親子で一緒に書写を行い、浅川先生の生活講座を学ぶことができるようになったことに心から感謝しています。

 また長男は、大学を卒業してからなかなか就職活動がうまくいかず、月日がたつごとに次第に自信を失っていき、積極的に活動ができなくなっていました。
 息子にも文先生のみ言で娘と同じように自信を取り戻してほしいとずっと願っていました。

 お試しの書写を息子に渡そうと決心し声をかけたら、待っていたかのように「やってみる!」と受け取り、しっかり7枚を終わらせました。その後どうなるかなと思っていたところ、長男の方から「新しいのをもらってきてほしい」と言ってきました。私は、本当に驚きました。

 毎日、きちんと願い事をしながらちょうど40枚を4回奉納した後に、息子は「文先生のみ言をもう少し知って、自分に自信をつけたい」と言って、み言を学ぶようになりました。

 どうやら長男は、大変な思いをしていた妹が書写をし、その意味を学びながら日に日に明るく元気になり、仕事も頑張っている様子を見ていたので、「自分もやってみよう」と思ったようです。

 長男が書写を始めた頃に私の母が亡くなりました。生前、孫たちのことをいつも心配して陰ながら私を支えてくれていた母の霊界からの愛と協助があったことも感じます。

 今回、このように2人が良い方向に変わっていくことができたのは、文先生のみ言を生活化した浅川先生の生活講座を学んだおかげだと思っています。