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自叙伝書写 感動体験集
第37回 母と和解し子供を授かる

(女性)

 「自叙伝書写 感動体験集」を毎週水曜日配信(予定)でお届けします。
 初出は2018年に配信されたものです。

 仕事が終わり、帰宅するために電車に乗りました。

 その日はなぜか歩きたくて、三つ手前の駅から歩いている途中、「世界平和と国運上昇のために書写をしていただけませんか」と声をかけられ、気持ち良く書いてあげたいと思いました。

 私は看護師の仕事をしており、いろんな病気を抱えている子供たちを見ています。そのようなこともあって、“世界から病気で苦しむ人が少なくなりますように”と願っていたからです。

 書写に出合って、5年ほど音信不通だった母から電話があり、一度家に帰ってくるようにと言われて久しぶりに家に帰りました。

 私に対してあまりにも理不尽なことを言ったり、やらせたりする母が嫌になり、家を出ていたのです。そんな母から「ごめんね」と謝ってもらい、そこから連絡を取り合うようになりました。突然のことで驚きました。

 私は書写を書く時はとても神経を使い、一文字一文字真剣に書きます。結婚して3年、早く子供を授かりたいと願っていました。ある時、仕事中に気分が悪くなり嘔吐(おうと)しました。近くに産婦人科の先生がおられ、心配して声をかけてくださいました。診察の結果、妊娠していることが分かり、まだ1カ月くらいなので出産日もはっきりしていませんが、とてもうれしかったです。

 書写をしてあまりにも早く結果が出たため、とても驚いています。日が過ぎていくとともにつわりが激しくなり、仕事を休んで寝込んでいました。

 書写奉納式に行く日も体調が悪く、一度は日を変えてほしいとお願いしましたがやはり申し訳ないと思い直し、頑張って参加しました。

 浅川勇男先生のDVDを見せていただきとても感動しました。それから不思議とつわりが治まりとても食欲が出てきました。書写の効能はすごいと実感しました。

 また夫は私が書写をしている姿を見て、何でも続かない私が書写を続けていることにビックリし、またそれをさせているのはどういう所かと驚いています。

 これからも頑張って続けていきたいと思います。ありがとうございました。