https://www.kogensha.jp/shop/detail.php?id=4220

アングル~情報戦に勝て。137
民法の基本原則が溶け始めている?

 民法に「信義則(信義誠実の原則)」というものがある。
 「社会の一員として、互いに相手方の信頼を裏切らないように、誠意を持って行動しなければならないという原則」だ。

 民法とは、文字どおり、民のための法律である。私人間(しじんかん)の権利や義務の関係性をまとめた基本的な法律だ。

 今回紹介するのは、世界日報(222日付)「メディアウォッチ」欄、「盛山文科相と岸田首相・小西議員の信義にもとる『笑えない喜劇』」の見出し記事。

 一連の政府の家庭連合(旧統一教会)への対応について危惧していることがある。
 それは、国民一人一人にとって重要なこの民法の原則が、一部の政治家と政府関係者の浅慮な言動によって溶け始めているのではないかということだ。

 「アングル」のおすすめ記事はコチラから。

(則)