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喜びと幸せの生活伝道 27

 「喜びと幸せの生活伝道」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
 伝道勝利の秘訣(ひけつ)は、真の父母様のみ言から学ぶことができます。
 本書では、伝道のポイントや勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて説明されています。

篠崎 幸郎・著

(光言社・刊『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)

第四章 伝道のポイント
一、神様の理想を目指して
(二)ゴール志向

三大祝福の実体的な勝利基盤
 「ゴール志向」は「ゴール思考」ではありません。こうなったらいいなあと、ただ思い、考えることではないのです。どんな試練や苦労があっても、ゴールを目指して向かっていくのです。真のお父様の自叙伝『平和を愛する世界人として』にあるように、「夢が実現するまで絶対諦めない」のです。

 神のみ旨は神様の創造目的である「三大祝福」を完成することです。それが私たちの人生の目的であるのです。そして、神のみ旨は、人間の責任分担、すなわち神氏族メシヤの使命が果たされてこそ成就されるのであり、そのとき神様は解放されるのです。

 私自身が、誰よりも神様の夢、ゴールに対し信念と確信と情熱を持って、み言の実体になっていくことが何よりも重要です。そのために私の家庭から、神様が祝福し、神様が共に住まわれる真の家庭を成すのです。

 天の復帰摂理にはさまざまな分野があります。そして、それぞれに与えられた使命があります。それを一生懸命なすと同時に、神様の創造目的である個性完成、家庭完成を成していかなければなりません。

 これまで、自分自身のことや、自分の家庭のことについては、全体目的から見れば個人的なことであるとして、後回しにし、重んじてこれなかったかもしれません。

 しかし、「素晴らしい『原理』を聞いてください。でも、私を見ないでください」「素晴らしい真のご家庭を見てください。でも、私の家庭は見ないでください」では、伝道は進みません。特に氏族、友人・知人であればなおさらです。三大祝福のみ言を実体化するためにコツコツと努力する姿があってこそ、ために生き合う真の愛の家庭があってこそ、人は感動して伝道されるのです。日々のたゆまない「愛天愛人愛国の実践生活」の実体が必要なのです。

 自らがみ言の実体になるために、まず人格完成を目指しましょう。そして祝福を受けて神様の血統に転換し、さらに三世代祝福家庭の完成に、天の祝福を周辺に連結して実体的天一国を成すまで、絶対に諦めず前進していきましょう。

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 次回は、「孝の心情と天の伝統と血統」をお届けします。


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