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喜びと幸せの生活伝道 26

 「喜びと幸せの生活伝道」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
 伝道勝利の秘訣(ひけつ)は、真の父母様のみ言から学ぶことができます。
 本書では、伝道のポイントや勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて説明されています。

篠崎 幸郎・著

(光言社・刊『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)

第四章 伝道のポイント
一、神様の理想を目指して
(二)ゴール志向

神様の夢、天一国の実現
 真のお父様がみ旨の道を歩まれたのは、神様と人類を苦悩の歴史から解放するためでした。サタンの血統から神の血統へと血統転換させ、本来の創造理想、神の国を復帰することでした。

 『原理講論』の復帰原理を見てみると、ヤコブは家庭的カナン復帰路程、モーセは民族的カナン復帰路程、イエス様は世界的カナン復帰路程を歩んだとあります。みな「カナン復帰路程」、カナンの地に帰る道を歩んでいるのです。では、カナンとは何でしょうか。

 真のお父様は私たちに氏族のメシヤになりなさいと言われた時、同時に故郷に帰りなさいと言われました。勝利して還故郷することを願われたのです。

 イエス様は、「何を食べようか、何を飲もうか、あるいは何を着ようかと言って思いわずらうな。……まず神の国と神の義とを求めなさい」(マタイによる福音書63133節)と語られています。「神の国」を立てることを求めることを強調されているのです。

 真のお父様も次のように語られています。

 「なぜ氏族的メシヤが貴いのかと言えば、家庭と国家の間に立っているからです。これを『原理』で見るとき、家庭が蘇生、氏族が長成、国家が完成です。このような発展の原則から見るとき、国家を探し求めるに当たって、氏族的メシヤの基準がどれほど貴重かということを知らなければなりません」(198725日)

 国家を探す、国を建てるためには、氏族的メシヤが重要な鍵を握っているのです。
 天一国は、氏族的メシヤたちが、その使命を果たして、各氏族にみ言と祝福と、ために生きる生活を相続させ、善の主権を立てて、平和な世界と人類大家族を実現してこそ可能になります。神氏族メシヤの勝利なくして天一国はできないのです。

 すなわち、神様の夢は太初から神様の国である天一国実現に焦点が当てられていたのです。ゆえに私たちは「神氏族メシヤ」として、自分の氏族、先祖のみを意識することにとどまってはいけないのです。目指すゴールは国、神様の祖国光復です。神様と真の父母様の夢を私の夢とし、天一国実現に向かっていきましょう。

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 次回は、「三大祝福の実体的な勝利基盤」をお届けします。


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