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制作の舞台裏から 39
「神日本二世圏総会」を取材して

 少し前のことですが、取材に行った「神日本二世圏総会」を、映像制作者の立場から振り返ってみようと思います。

 今回、U-ONEニュースのディレクターとして、二世圏総会を取材することになりました。
 コロナ後の久しぶりの大規模なイベントの取材で、渡韓も2020年の基元節以来、約3年ぶりです。

 今回はディレクター兼カメラマンとして単独撮影に臨みました。私は、PeaceTVが担当する記録撮影チームとは別の、ENG (Electronic News Gathering)と呼ばれる撮影チームです。
 ENGは、スイッチャーと呼ばれる映像切り替え装置から独立しているため行動制限がなく、ニュース番組に必要な素材を記録することができます。

 会場前に続々と到着するバスや来場者を見たり、イベント中の観客席の様子を見たりしながらイベントの空気感を感じ取って、それを伝えるのが主な役割です。

 事前に行われた青年たちの修練会に、日本のマスコミが不法侵入したことを受けて会場内へのスマホの持ち込みが制限されるなど、開会前は少し緊張が漂っていたような気がします。
 かくいう私も、久しぶりの大規模イベントだったため、リハーサルを重ねながらのENG撮影の感覚を思い出すのに苦労しました。

 今回の二世圏総会で、個人的に印象に残ったのは「孝心」の合唱です。7000人を超えた会場全員で歌う「孝心」の大合唱は、圧巻の一言でした。
 会場がまさに一体化して合唱する様子は、孝情の思いが爆発して会場中を飛び回るようで、今まで感じたことがないものでした。これまで多くのイベントでこの曲を聴いてきましたが、過去のどの合唱よりも良かったと思います。

 特に今回の会場PA(音響)は、真のお母様がいらっしゃる壇上に最適化されていたようで、お母様の後ろで撮影している時が一番、感動が大きかったのです。
 合唱に乗せた孝情の思いは、間違いなくお母様に届いていたと思います。

 これを体験できるのは、数少ないU-ONE TVメンバーの役得です。しかしこの経験を基にU-ONEニュースを編集し、会場の臨場感を伝える責任も伴います。
 臨場感が伝わったのか、皆さまの感想をお聞かせいただけたらうれしいです。

 参加者の表情は、U-ONE TVでしか見られません。まだ見ていないかたはぜひご覧ください。一見の価値あり!

(N)

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