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喜びと幸せの生活伝道 19

 「喜びと幸せの生活伝道」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
 伝道勝利の秘訣(ひけつ)は、真の父母様のみ言から学ぶことができます。
 本書では、伝道のポイントや勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて説明されています。

篠崎 幸郎・著

(光言社・刊『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)

第三章 神様の願いにかなった伝道
一、伝道とは何か

真の父母と出会い祝福を受けた奇跡
 神様は太初に夢を抱かれました。神様は父母になりたかったのです。アダムの体を使ってエバを愛したかったのです。それは「三大祝福のみ言(ことば)に従って、人間が神の国、すなわち天国をつくって喜ぶとき、神もそれを御覧になって、一層喜ばれる」(『原理講論』64ページ)というものでした。神様はこの夢の実現のために、メシヤを地上に送られたのです。

 イエス様は「わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない」(ヨハネによる福音書146節)と語られました。伝道対象者を教会に連れてきたとしても、メシヤにつなぐことができなければ、真の意味で伝道したとは言えません。対象者の魂をメシヤにつなげるという決意と心情を常に持っていなければなりません。

 堕落人間の人生における最大の願いは、メシヤから祝福を受けてサタンの血統から神様の血統に生まれ変わり、神様を中心に三大祝福を完成し、神様を喜ばせることです。私たちは既に、地上で人類の真の父母に出会うという大きな恵みを受けているのです。

 ある先輩家庭は、アラスカで、真の父母様と共に船に乗せていただいたとき、真のお父様から「先生と同じ船にいるということは、この砂一粒を海に落とし、海の底に落ちたその粒を割り箸でつかむよりも難しいことなんだよ」と語り掛けられたそうです。

 私たちが人類の真の父母と出会っただけでなく祝福まで授かったということは、奇跡中の奇跡と言っても過言ではないのです。

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 次回は、「伝道は喜びと感動を伝えること」をお届けします。


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