2023.11.18 22:00
喜びと幸せの生活伝道 18
「喜びと幸せの生活伝道」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
伝道勝利の秘訣(ひけつ)は、真の父母様のみ言から学ぶことができます。
本書では、伝道のポイントや勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて説明されています。
篠崎 幸郎・著
第二章 主と出会った者の行くべき道
二、蕩減条件と責任分担
困難を克服して永遠の宝を得る
伝道は「摂理だからしなければならない」というものではありません。伝道は神様がたどってこられた「復帰の心情」を追体験し、神様の心情と理想に一致する道です。その妙味を味わえば、やめることができません。
ホームチャーチや神氏族メシヤの摂理も、真の父母様が生涯をかけて勝ち取られた勝利圏を引き継ぐために、私たちに与えてくださった天からの賜物です。それらを伝道の一つの方法と考えるのは、とんでもない間違いです。
子女として神様と真の父母様の摂理的心情を体恤(たいじゅつ)し、本然の親子関係を取り戻すことができるのが伝道です。親子で永遠に分かち合う宝が、そこに隠されています。そのような価値があるからこそ、伝道には困難が伴うのです。困難を克服し、サタンとの闘いに打ち勝てば、神様と真の父母様と共に無上の喜びを味わうことができます。
自らを成長させ復帰することができる伝道に、感謝と喜びをもって励んでいきましょう。
第三章 神様の願いにかなった伝道
一、伝道とは何か
神様こそ最高の伝道師
神様は神霊と真理によって人々の心に変化をもたらそうとしてこられました。そのために立てられたのが宗教であり、イエス様以降、キリスト教が中心宗教でした。クリスチャンたちはイエス様の願いと心情を胸に抱きながら、世界の果てまで主の福音を宣(の)べ伝えました。そして、それを自らの生涯の使命としました。その世界宣教の精神が現在のキリスト教の基盤を築いたのです。
日本にはフランシスコ・ザビエル(1506~1552)によって伝えられました。神様が彼の心を突き動かし、日本に遣わされたのです。そうして神様は日本が使命を果たすことができるように導き育ててこられました。神様こそ最高の伝道師であると言えます。ですから、神様のみ意に生きる人の第一の使命が伝道であることは言うまでもありません。
真のお父様は1970年10月21日に行われた777双国際合同祝福結婚式のとき、「お父様が一番喜ばれることはどんなことですか?」との質問に、即座に「伝道である」とお答えになられました。
真のお母様は2014年5月11日の連合礼拝で、次のように語られました。
「今この瞬間にも真の父母様が健在であられることを知らずに死んでいく人が、世界の至る所にどれほど多くいるでしょうか。……6千年ぶりに初めて訪れた天の驚くべき恩賜も受けることができずに悲惨にも流れていってしまう、そのような私たちの兄弟がいることを思うとき、私たちは両腕をまくり、力強く立ち上がらなければなりません!」
今、天一国青年宣教師が世界に飛び立っています。私たちも世界宣教の伝統を受け継いでいるのです。
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次回は、「真の父母と出会い祝福を受けた奇跡」をお届けします。