2023.11.09 12:00
制作の舞台裏から 36
「拉致問題の解決なくして統一教会の未来はない」
後藤徹氏の闘い。
孤独と絶望感に襲われる毎日。歳月はただ過ぎて行く。このまま一生がここで朽ち果ててしまうのか。
そして監禁から12年5カ月たった2008年2月10日。突然、監禁から解放される。
後藤さんは44歳になっていた。
動画『証・後藤 徹 12年5か月にわたる監禁生活から解放 「いよいよ反撃の時」』を制作した2009年の時点では、後藤さんが「時が満ちて、いよいよ反撃の時が来た」と訴えるところまでとなっている。
当時の家庭連合、梶栗玄太郎会長は「拉致問題の解決なくして統一教会の未来はない」と語り、反対派による人権侵害の一掃を目指し、全力で取り組んでいく決意を表明した。
その後、後藤さんは、拉致監禁に関与した親族と改宗活動家、キリスト教牧師を相手に民事訴訟を起こし、2015年に最高裁で勝訴判決が確定した。
実は後藤さんは監禁されている時、祈りの中で「正面から闘え!」という声を聞き、最後まで闘い抜く決意をしたという。
その姿勢は今も変わらず、今は「全国拉致監禁・強制改宗被害者の会」の代表として、前面に立って果敢に闘っている。
そして2023年10月4日、後藤さんはジャーナリスト鈴木エイト氏を相手に、名誉毀損等に基づく損害賠償を求めて、東京地方裁判所に提訴した。
後藤徹さんを応援し、裁判の推移を見守っていきたい。
ここで改めて2009年に制作したU-ONE TV 3本の番組を紹介する。
これからが本番の闘いであることを番組と共に確認していただければ幸いである。
(K)
番組のご視聴はこちらから(ログインが必要です)。
【踏みにじられた人権 奪われた信教の自由 ~12年5か月の宗教迫害を乗り越えて~】
【拉致問題の解決なくして統一教会の未来はない 「日韓米 拉致監禁解放のための特別集会」開催】
【証・後藤 徹 12年5か月にわたる監禁生活から解放 「いよいよ反撃の時」】