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ほぼ5分で読める勝共理論 1
勝共理論を学ぶと「社会」が見えてくる

編集部編

ニュースの背後に「思想」あり
 皆さんがお持ちのスマホや携帯電話には、毎日たくさんのニュースが届いていることでしょう。新聞を購読しているかたなら、毎日たくさんの記事を目にしていることでしょう。

 そしてある時、皆さんはこう考えます。
 「そうだ、ニュースを見よう。新聞を読もう。そして社会で何が起きているのかを知ろう」と…。

 「僕ももう18歳を過ぎた。選挙権もある。就職して、世の中のことが分からない、というのは恥ずかしい。何か意見を言えと言われて、トンチンカンなことを言ったら笑われる」

 そう思い立って新聞を読み始めてみた、というわけです。

 ところがいざ読み始めてみると、何が書いてあるのかさっぱり分からない。関心も持てない。芸能界やスポーツニュースならすぐに分かるけれど、特に政治が難しい。それで、せっかくニュースを読み始めても、何日かたったらパッタリやめてしまった。
 そんな経験をお持ちのかたもおられるのではないでしょうか。

 たくさんあるニュースの背後には、実はたいていある考えがあります。これを「思想」といいます。
 思想というのは、目に見えないのですが、これがとても重要です。思想が分からないと、ニュースがただの表面的な出来事にしか見えません。それで興味を持てなくなってしまうのです。

 逆に思想が分かると、社会の出来事が立体的に読み取れるようになります。世界の出来事の意味も分かります。歴史の意味も分かるようになります。

 私が生まれてくるまでに、日本や世界にはどのような歴史があったのか。そして今、なぜこのような社会があるのか。そして私は今、どういう位置に立っているのか。どこに向かっていくべきなのか。そのためには何が必要なのか。そうしたことが、立体的に分かるようになるのです。

正しい「ものの見方」を持とう
 思想の中には、社会や国をより良くする思想があります。逆に駄目にしてしまう思想もあります。偏った思想があり、中立的、総合的な思想があります。

 この違いがとても重要です。これが分かるようになると、「あ、このニュースは本質的なことを言っているな」「これは表面的だな」「この人は事実に基づいてきちんと話をしているんだな」「この人は感情的にいい加減なことを言っているな」といったことがよく分かるようになります。

 社会のことが何も分からずに時間を過ごすのはもったいないことです。だからといって、テレビやマスコミがいつも正しいことを言っているとは限りません。

 ではどうすればいいのか。
 やはり、自分で正しい「ものの見方」を持つことが大切です。それができたら、とても素晴らしいことだとは思いませんか。

 そう、それができるようになるのが「勝共理論」です。
 勝共理論を学ぶことで、社会が分かるようになります。ニュースが分かるようになります。
 それは、充実した人生を送っていく上で、とても大切なことです。そのために勝共理論を学んでいきましょう。