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(『祝福家庭』90号)
【第2・第3福】「家庭完成・主管性完成

 いつでもどこでも、訓読生活!
 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第2・第3祝福】
「祖父母の愛」に関するみ言(2)

 神様は、真の愛の前であれば、ひざまずいて、這(は)って歩くこともできるのです。愛する孫のためならば、祖父は、喜んで孫を乗せる馬にもなります。髪の毛をつかんで頭の上に上がっても、「そうか、乗りなさい、乗りなさい」と言うのです。「天地」が「地天」になり、「父母」が「母父」になり、「父子」が「子父」になってもよいというのです。愛は、そのように上から下に行っても、下から上に行っても、すべて和合できるのです。


天一国経典『天聖経』第3篇・第2章・第1節・5


 祖父母、父と母、自分たち夫婦、息子、娘を東西南北に拡大したものが宇宙です。家庭は、すべての愛を統一した一つの理想的モデルなので、教科書と同じです。ここに適用されるすべての愛の理念を、世の中に拡大させなければなりません。

 自分の祖父や祖母のような年齢の人に対しては、人種を超越して自分の祖父や祖母のように尊敬できなければならず、全世界の自分の父や母のような年齢の人に対しては、愛を中心として、家庭で自分の父と母を愛するように、愛することができなければなりません。そのような人が、天国を所有できる人です。


(同 第5篇・第1章・第1節・6)


 家には、祖父母がいて、父母がいて、自分の妻がいて、息子、娘がいます。それでは、なぜ家が良いのでしょうか。そこは、祖父の最高の愛があり、祖母の最高の愛があり、父母の最高の愛があり、夫婦の最高の愛があり、兄弟たちの最高の愛がある所です。最高の愛を好むのは人間の本性であり、本質なので、不可避的に家庭に帰らなければなりません。

 祖父母は天の国を代表した天の国の特使として存在し、父母は家庭の中心として世界の国の王として臨在したのです。過去の父母が祖父母であり、現在の父母が父母であり、未来の父母が私たち夫婦です。この三代が一つになることによって、天上世界の過去の時代を束ねることができ、現実の世界の家庭を越えたこの地球星(ぼし)の歴史的愛の圏を束ねることができ、未来において天理とともに通じることができ、万民が一つになることができ、ユートピア家庭と一つになれる、そのような核心的な結合体が私たちの家庭なのです。


(同 第5篇・第1章・第1節・3)