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スマホで立ち読み Vol.26
詩集『お母様に捧げる詩』5

李成萬・著

(光言社・詩集『お母様に捧げる詩(うた)』〈20211225日初版発行〉より)

 スマホで立ち読み第26弾、詩集『お母様に捧げる詩』を毎週水曜日(予定)にお届けします。
 本書は李成萬(イ・ソンマン)先生が真のお母様の世界巡回路程の際にささげた詩をまとめたものです。真のお母様も大変喜ばれたというこれらの詩は、情景が浮かぶような丁寧な描写でお母様の歩みを証ししています。

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平和の母、玄界灘に橋を架けられる

2019年、名古屋での一連の行事を受けて

▲「孝情文化祝福フェスティバル名古屋4万名大会」でみ言を語られる真のお母様(2019年10月6日、日本・愛知)

知恵の王、真の父母様は
天の父母様の夢、
真の家庭を成し遂げられ、
天一国安着のため、家庭になぞらえて
三千里半島韓国をアダムの国
島国日本をエバの国
北米大陸アメリカを
天使長の国としてお選びになりました

この三つの国と国民のため四十星霜、
「明日などない」と
心に刻み生きてこられ
秋毫(しゅうごう)も惜しまず
すべてを与え、
ゴルゴタの茨の道をかき分けて進み
耐え難き、重い心情の十字架を
甘受されました

荒野に花が咲くように
一つ二つと祝福家庭が生まれ、
竹の節のように
時に合わせて天の摂理は進み
アダムとエバの国を父母の国
天使長の国アメリカを長子の国として
天地人真の父母様が印を
(お)してくださいました

それからの20年間、
摂理的な三か国を抱き締めて
萬苦の勝者、真の父母様は
骨がきしみ、身が震える
凄絶な路程を歩まれました

何人(なんぴと)も先を見通せない、
闇の帳(とばり)の中
神韓国忠清(チュンチョン)国で
韓日和合の帆を揚げ、
京原(キョンウォン)国では
發旺山(パルァンサン)の精気を集め

アジア太平洋を生かす聖火を
高く掲げた真のお母様
母の国、第3地区名古屋へのご来臨は
牽牛(けんぎゅう)と織り姫の
再会のため
天の川にその身を呈し、
橋となった鳥の心情、
至極精誠と全力投球で
玄界灘(なだ)
大きな橋一つ架けられます

天苑聖地の天聖山(チョンソンサン)
富士山を主塔とし
韓日・日韓一万家庭を
メインケーブルにして
玄界灘に愛の架け橋、
平和統一幸福の橋を架けます
両国の共生共栄を約す
玉橋(たまはし)
真のお母様がお架けになる、
「母の橋」です

真のお母様が
玄界灘の母の橋をお渡りになると
白頭山(ペクトゥサン)
漢拏山(ハルラサン)、富士山が
背筋を伸ばして見つめ
太陽と月も足を止めて眺めます
愛知スカイエキスポに集った4万名が
神日本の12千万を代表し
太極旗と日の丸を手に
「み旨の応援歌」を賛美(さんび)し、
アーヂュと喊声(かんせい)を上げ
この世で最も美しい名をもつお方、
独り娘、真のお母様をお迎えします

太平洋の青い海は自由に動き
無窮の宙に風を阻むものがないように
ここに、国境がどこにあり、
民族がどこにあるでしょうか
みな真の父母様の子女であるのに
天の父母様のもと一家族なのに

玄界灘の母の橋
神韓国と神日本を
自由に行き来すれば
二つの国であり、一つの国です
一心一体一念の父母の国です

ああ! 今や時が満ちました
地から天に応える時です
人類の真の父母に侍(はべ)
父母の国と長子の国が
一つにさえなれば
この世に
できないことがありましょうか
それゆえ平和の母はきょう、
韓日米を前面に立て
アジア太平洋を一つにまとめる
アジア太平洋ユニオンを宣布されました
太平洋文明圏時代を開門されました

きょう、この一つになった波、
実体聖霊の役事は
ヨーロッパのアルバニア、
アジアのカンボジアを経て台湾へ
オセアニアのパラオを通り

再びアフリカのニジェール、タンザニア
南アフリカ共和国に降り立った後
また中米のドミニカ共和国を経て
長子の国、アメリカにたどり着き、
このように地球を一周すれば
天一国アリランの
大きな峠を越えるのです

このように真の父母様、
独り娘、真のお母様は
この時代の摂理を成し遂げていかれます
このように宇宙の母は、
摂理の完成を早めるのです

天一国7年天暦98日(2019年陽暦106日)

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 次回は、「ハラレに天の慶びが満ちる」をお届けします。



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