私の心の中にいる神様 190
闘い続ける人生に疲れを感じて

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

闘い続ける人生に疲れを感じて

(男性 20代)

 今まで私は、み旨に完全投入しながらも、先輩や後輩の足りない点を見つけては、裁くことを繰り返していました。
 そうして裁いては、そのことを教会の責任者に相談し、「こんな私ではいけない」と涙で悔い改めるという「闘い」をしていたように思います。

 それは、「こうでないと伝道が導かれない」「復興する文化を創らないと導かれない」「伝道勝利のためには一体化が必要だから」という感覚で、勝利という目的を中心として頑張っていたからだと思うのです。

 そういう歩みの中でも神様が働いてくださって、たくさんの恩恵を受けてきましたが、周囲や自分の堕落性と「闘い続ける人生」なのかと、少し疲れを感じていたのも事実です。

 自己牧会プログラムに取り組んでみて、私が正しいといって何かを否定するという習慣は本性に合わないということが、だんだん分かってきました。

 青年寮で共に暮らす兄弟(教会の信徒)たちは、本当に掃除をしない人たちです(笑)。
 以前なら「これでは伝道勝利どころではない」と言って、環境主管をしない兄弟たちを心で裁きつつ、また自己嫌悪に陥るという悪循環でした。

 でも本当の私は、仕事や学業で多忙な兄弟たちを喜ばせたいし、支えたいと思っていることが分かって、気持ちが楽になりました。
 純粋な心情で投入できるようになってきたことに、人生の大きな転換を感じるし、自分自身の本性に感動しながら歩んでいます。

 平和と喜びの心情を中心とした生活が、私たちの目指したい世界なんだなと思います。
 そのことに気付かせていただいたことに感謝しています。

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 次回は、「そのままでいいんだよ」をお届けします。


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