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私の心の中にいる神様 189
人生が少し楽になった

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

人生が少し楽になった

(女性・信仰二世 30代)

 私が2歳の時に母が伝道され、私は信仰二世として育ちました。
 統一原理を学び、真の父母様の生涯路程を学んでいく中で、真の父母様を証しできる立派な娘になりたいと思うようになりました。

 私は何事にも要領が悪くて、人の3倍やらないと追いつけませんでした。
 人からは、「あなたは完璧主義だ」と言われることが多かったのですが、自分ではずっと、「そうかな」と疑問でした。そして、「いやいや、やっぱり私は完璧なんて程遠い存在だ」と思っていたのです。

 自己牧会プログラムを学んでからは、それらの思いが自分の思い込み、こだわりであると教えられました。
 「人から何か願われたら完璧に応えないといけない、できないならできるまで努力しないといけない。人から立派な姿として見られないといけない」という囚(とら)われが強いというのです。

 「思いどおりでなくても大丈夫と唱えて、固定観念を緩めていきましょう」というアドバイスを受けたのですが、そう言われても、「それが緩んだら私のこれまでの人生はどうなるんだ、私はこれからどうなってしまうのか」という心配がありました。

 でも兄弟姉妹の証しを聞けば、新しい私に生まれ変われるかもしれないという期待が湧いてきたので、「固定観念の鎧(よろい)を脱ぐ」努力を始めました。

 囚われた時に、「人からどう見られたっていいじゃないか」と自分に言い聞かせていくと、ふーっと心が楽になっていくのを感じました。
 努力することは変わらないけれど、いつも完璧に思われなくてもいいじゃないかと思えるようになったのです。

 不足なところのある自分を受け入れられるようになり、分からないことは人に素直に聞いたり、できないことは人に助けを求めたりできるようになりました。

 20代後半で病気を患い、信仰生活上でも思いどおりにならないことが多かったですが、人生が少し、楽になってきたように思います。

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 次回は、「闘い続ける人生に疲れを感じて」をお届けします。


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