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【テキスト版】
ほぼ5分でわかる人生相談Q&A
幸せな人生の極意!

第151回 天国に行くために大切なことは何でしょうか?

ナビゲーター:阿部美樹

(動画版『ほぼ5分でわかる人生相談Q&A』より)

 皆さん、こんにちは!

 今回は「霊界の天国に行くために大切なことは何でしょうか?」という質問に対してお答えします。

 人は死んだ後、自分の人生を振り返るために、天から「三つの質問」を受けるといいます。
 この質問によって地上での人生の成績が判定されるともいえます。

 第一の質問は、「あなたは誰のために生きたのか?」という内容です。
 それに本心から答えなくてはなりません。誰も代わりに答えることはしないし、うそ、偽りで答えることもできません。
 どんな人生を歩んだかを誰が見ていなくても、自分自身は知っているし、その内容が霊人体に全て刻まれているのです。

 第二の質問は、「あなたの人生は何のためにあったのか?(何のためにあなたは生きたのか?)」という内容です。

 第三の質問は、「あなたは何を残してここに来たのか?(何を地上に残してきたのか?)」という内容です。

 このように、「誰のために生きたのか?」「何のために生きたのか?」「何を残してきたのか?」という質問に、たった一人で、正直に、本心から答えなくてはなりません。
 その答えは、人生における愛のレベル、愛の質、愛の大きさを問うものです。

 これらの三つの質問に対する答えが、その人の人生の全てであり、その答えによって、人は自分にふさわしい霊界へ行くことになります。
 これらのことも踏まえながら、天国に行くために必要なことを整理してみましょう。

 地上での生活で、どれだけ準備したかが問われます。
 大切な三つの生き方を紹介します。

 第一は、愛されていることを実感する感謝の生活です。
 誰もが足りないことに不満を抱きやすい傾向がありますが、反対に小さなことでも、愛されていること、恵まれていることを感謝する感性が大切です。

 衣食住だけでなく、愛によって生かされているという実感と悟りが必要です。神から生かされていることへの感謝の思いです。

 良いことだけでなく、苦労や困難に対しても試練であり、訓練であると受け止めるなど、人生の全ては感謝であるという心の姿勢が大切です。

 第二は、愛して忘れる愛の心、尽くして忘れる心である真の愛を身に付けることです。
 計算高く生きるだけでは天国に行くことはできません。

 純粋な心、正直な心、尽くす心、与える心を持ち、真の愛の人が行く所が天国なのです。そういう心根を身に付けることが必要です。

 第三は、結婚して真の家庭を築くことです。
 「天国」とは「二人の国」と書くように、夫婦、家族で入る所です。愛の基本である子女の愛、兄弟姉妹の愛、夫婦の愛、父母の愛は家庭で体験する愛です。

 どんなに頭が良く、周りの人から信頼される人格者であったり、為(ため)に生きる功績を積んだりしても、結婚せず一人では天国に行くことはできません。

 だからといって、結婚すれば誰もが天国に行けるのでもありません。
 天国に行けるような神様が願われる結婚をしなければなりません。そして、真の愛に満ちた家庭を築く結婚、感謝と愛で満たされた家庭を築く結婚、これが天国に行くためにとても重要なことになります。


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