制作の舞台裏から 23
ネットラジオ「朗読の部屋」
神の国の小さな物語

制作の舞台裏から 23
ネットラジオ「朗読の部屋」
神の国の小さな物語

　活字で読むのが好きな人、映像で見るのが好きな人、音声で聴くのが好きな人…。
　人にはそれぞれ、情報との付き合い方にも好みがある。

　「ネットラジオ『朗読の部屋』」は、2007年から2008年にかけて企画・制作された14回シリーズの作品である。1回当たり、3～4話10分前後の長さで構成されている。

　動画コンテンツではあるが、タイトルのとおり、コンセプトは「ネットラジオ」。画面にはシリーズタイトルと風景写真だけだ。
　題材は、光言社発刊の『神の国の小さな物語～貴く美しいもの』（現在は同名タイトルの増補版が販売されている）。子供向けに制作されたものだが、大人も十分に楽しめる作品だ。音声でも活字でもぜひこの機会に触れていただきたい。

　優しく聴きやすい語りと、それぞれの場面や展開の臨場感を感じさせてくれる効果音も楽しめる。
　この原稿を書くために同番組を聴き直しているのだが、「ああ、これがラジオドラマの世界だよな～」と、筆者は自己満足（？）に浸っている。

　今聴き直しても古くない。いや、むしろ新鮮だ（自画自賛？）。
　朗読もの、ラジオドラマのアプローチは今も健在だと思う。スマホ全盛の時代にあっても十分リバイバルし得るのが「ラジオ」ではないか。
　U-ONE TVのアプリは「バックグラウンド再生」が可能だ。ぜひ、通勤時や、お休み前のひと時にネットラジオを楽しんでいただきたい。

　同コンテンツは、9月からU-ONE TVの配信ラインアップで改めて紹介されることが決まっている。
　通勤時でも、仕事の合間でも、就寝前にでも。「神の国の小さな物語」を一日一編「聴く」生活も悪くない。
　お聴き逃しなく！

（則）

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アプリでのご視聴はこちらから。

【第1回】（11分）
第1話「貴く美しいもの」
第2話「安住の地」
第3話「約束」

【第2回】（9分）
第4話「娘と旅」
第5話「花と土」
第6話「新アリとキリギリス」

【第3回】（10分）
第7話「おむすび」
第8話「神の子のいる所」
第9話「城を出た王子」

【第4回】（11分）
第10話「新はなさかじいさん」
第11話「モップ君」
第12話「美しい遅刻」

【第5回】（10分）
第13話「朝起きた時」
第14話「天一国の門の鍵」
第15話「真の親、偽の親」

【第6回】（10分）
第16話「王様のおふれ」
第17話「真の源流」
第18話「真珠の首飾り」

【第7回】（10分）
第19話「孝行娘になります」
第20話「四人の大工」
第21話「神様の感激」

【第8回】（10分）
第22話「パン種くん」
第23話「神様へお返し」
第24話「二つの畑」

【第9回】（11分）
第25話「夢風船」
第26話「白昼の幻」
第27話「神様の改名」

【第10回】（14分）
第28話「神様の秘密」
第29話「天国になった国」
第30話「神様は大家さん」
第31話「愛の奇跡」

【第11回】（11分）
第32話「貝の勇気」
第33話「子バッタの奇跡」
第34話「山が動く」

【第12回】（14分）
第35話「農夫と畑」
第36話「命の源」
第37話「光る雲」
第38話「もぐらのブレークスルー」

【第13回】（11分）
第39話「少女と小鳥」
第40話「松かさ兄弟」
第41話「木こりと老木」

【第14回】（13分）
第42話「動物村」
第43話「人間になったマントヒヒ」
第44話「不思議な現象」
第45話「心の天動説」

【書籍のご案内】
『貴く美しいもの（増補版）』（光言社・刊）

　詳細はコチラから