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喜びと幸せの生活伝道 2

 「喜びと幸せの生活伝道」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
 伝道勝利の秘訣(ひけつ)は、真の父母様のみ言から学ぶことができます。
 本書では、伝道のポイントや勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて説明されています。

篠崎 幸郎・著

(光言社・刊『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)

第一章 原理のみ言があなたに届くまで
一、メシヤの自覚と人類救済の道

お父様とイエス様の出会い
 真のお父様は1935417日、16歳(数え)のとき、イエス様から啓示を受けられました。2012716日、真のお父様の最後の講演となった「アベル女性UN創設大会」の基調講演の前に突然、お父様は過去の秘密の話をされました。「私は小さいときから神様の声を聞いてきました。……神様が私を育ててきました。そういう人生を生きてきたのです。16歳のときのイエス様との出会いは『メシヤとしての召命ではなく、自覚であった』」と、おっしゃったのです。

 また、イエス様との意味深い霊的な一連の出会いについて、198210月の世界言論人会議で、次のように語られました。

 「一言で言って、霊的な世界が突然、私の前に広がり、私は自由にその霊的な世界にいる聖者たちと思う存分通信することができたのです。北朝鮮の地の静かな山中で、私は幾度かイエス・キリストと直接対話を交わしました。神ご自身とも直接対話しました。その時に啓示された真理の内容が今、『統一原理』の核心になっているのです」(1982105日)

 そして、啓示を受けて決意された後、最初に悟ったことは、神様はキリスト教で言うように遠くで見守る方ではなく、共に相撲をするような近い方であられるということでした。

 「神に出会ってみた時、その神は栄光の神にあらずして、ユートピアを地上に実現するために、嘆かわしい、痛ましい心を持っておられる父母としての神であられ、またその神は、天道を明らかにされ、万物を胸に抱く真理と愛の光の神でありました。

 神のこの限りない愛に接した時、悟ったのは、神と人間と宇宙の関係を人間に明らかに知らせるために、神が深く抱いておられた深奥なる思想でありました。この思想を見る時、世界のすべての問題は完璧に分かり、直ちにユートピアが実現し得るということが証明されたのであります。この思想が、正に『統一思想』であって、私が今、世界的に展開している統一運動の基本理念となっているのであります」(198312月)

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 次回は、「『原理』の解明」をお届けします。


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