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アングル~情報戦に勝て。80
家庭連合解散請求の危険性

 安倍元首相暗殺事件から1年が過ぎたが、夏の暑さを思い出したかのように、「合法的に構成された宗教団体」を解散させようとする声はかまびすしい。

 賛成であれ反対であれ、真に国家の安寧秩序と世界の平和を願ってものを言うのなら、「人間の尊厳」を真ん中に置くべきである。いかなる思想、信条からであれ、人間の尊厳は国の最高法規である憲法がうたう最重要概念だからだ。

 今回紹介するのは、世界日報(720日付、13面掲載)「宗教と政治」欄の「家庭連合解散請求の危険性 信教の自由否定する発信に 欧州宗教自由フォーラム会長 アーロン・ローズ氏」の見出し記事。

 同記事は、現代の民主主義国家において極めて重要かつまっとうな論考を紹介している。
 「日本政府が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令請求に踏み切れば、日本だけでなく世界の宗教的少数派への打撃になると警告する論考」である。

 世界は今、人類が歴史を懸けて勝ち取った「自由」を奪われようとしている。
 家庭連合解散請求は小さな出来事ではない。今後の人類歴史の行く末を左右する一大事である。

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(則)