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138 復帰原理(近世400年③)
アベル型人生観とカイン型人生観

 ルネサンスを軸とした外的価値を追求する流れはカイン型人生観となり、やがてフランス革命の原動力となる啓蒙主義が確立されます。

 そしてこの流れからカイン型民主主義革命としてのフランス革命が起こります。

 一方、宗教改革を土台とした流れの中で、より内的なものを追求するアベル型人生観による新しい運動が生まれます。

 この流れが社会を変革する動きとなり、アベル型民主主義革命としてイギリスにおけるピューリタン革命や名誉革命が起こったのです。