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137 復帰原理(近世400年②)
人間の本性を追求した宗教改革期

 ヨーロッパの中世時代は内的にも外的にも人々の本性が抑圧された状態にありました。

 その現状を打開しようと、人間本性の内外両面の追求が動き出すことになります。

 まず人間本性を追求する動きの中で、14世紀から15世紀にかけて、外的な自由、文化、芸術などを取り戻そうとするルネサンス(文芸復興)の流れが先に起こります。

 続いて、人間本性の内的追求の動きとして宗教改革運動が起こってきたのです。