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平和の大道 41
ベーリング海峡トンネルの提唱

 皆さんは、『平和の大道』という書籍をご存じでしょうか。著者は、一般財団法人国際ハイウェイ財団の理事長、佐藤博文氏です。
 同書は、国際ハイウェイ財団が推進する「国際ハイウェイ・日韓トンネル」プロジェクトの意義や背景などについて総合的に理解することのできる貴重な一冊です。
 Blessed Lifeではその一部を抜粋して紹介してまいります。ぜひお楽しみに!

佐藤 博文・著

(『平和の大道-国際ハイウェイ・日韓トンネル-』より)

 今まで40回にわたって「国際ハイウェイ構想」とその一環として「日韓海底トンネル構想」について様々な観点から総合的に論じてきたが、これから数回にわたって「ベーリング海峡トンネルプロジェクト」について論じることにする。

ベーリング海峡トンネルプロジェクト

 ベーリング海峡トンネルプロジェクトとは、米国のアラスカとロシアのシベリア地域を隔てているベーリング海峡(最狭部距離約86km)に海底トンネル、または、橋を通して両国を陸続きにする構想である。

 ベーリング海峡を海底トンネル(橋)で結ぶ構想は19世紀以降、数度にわたって提案されてきた。文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁は1980年代に「国際ハイウェイ構想」の一環として「ベーリング海峡トンネルプロジェクト」を提唱され、2005912日、ニューヨークのリンカーンセンターで開催された「天宙平和連合(UPF)」創設大会で、『神様の理想家庭と平和理想世界王国』のメッセージの中で、「ベーリング海峡トンネルプロジェクト」を公式に宣言された。ここではこの文鮮明総裁が提唱された「ベーリング海峡トンネルプロジェクト」について論じる。

 ベーリング海峡トンネルプロジェクトは、日韓海底トンネル構想とともに、世界を高速交通網で連結する「国際ハイウェイ構想」の一環であり、環太平洋文明圏形成の必須プロジェクトでもあり、日韓両国、北東アジアの未来に深く関係するものである。それゆえ、数回にわたり、「平和の大道・国際ハイウェイ」の連載で集中的に取り上げることにした。

 ここでは、①文鮮明総裁の提唱、②時代背景と必要性、③構想の戦略と実現性、④政治・経済・文化面から見た効果、⑤関係諸国家(特に韓国と日本)の対応、⑥環太平洋文明形成、世界平和との関係等についての論述を、漸次展開する。

文鮮明総裁の提唱—人類平和の為のプロジェクト

 今回は、『神様の理想家庭と平和理想世界王国』(天宙平和連合編、光言社刊)で、文鮮明総裁が語られたメッセージの中から、以下、ベーリング海峡トンネルプロジェクトに言及された部分を抜粋して紹介する。

 世界の指導者の皆様、私は、今日この貴い神様の摂理歴史完成の場をお借りして、もう一度神様と人類の摂理的最後の目的である平和天国創建のために、そして神様の祖国と本郷の創設のために、実に摂理的で革命的なプロジェクトを宣布しようと思います。

 歴史的に、サタンによって東と西、南と北に分けられ、地理的には、北アメリカ大陸とロシア大陸を分けるベーリング海峡に、橋を架け、海底トンネルを通そうというのです。

 そうして、アフリカの喜望峰からチリのサンティアゴまで、イギリスのロンドンからアメリカのニューヨークまで、自動車で全世界を巡回、疾走できる「世界超高速道路」を連結する「ワールド・ピース・キング・ブリッジ・トンネル」を完成し世界を一日生活圏にしようというのです。

 これ以上の分断と分裂は容認できないというのが天の警告です。全世界を一日生活圏で結び、サタンが作った人種、文化、宗教、国家の壁を崩し、神様が何よりも願ってこられた平和理想世界王国を、この地球星に創建しようというのです。

 アメリカとロシアが一つになり、ヨーロッパ大陸、中国、インド、日本、ブラジルなど世界のすべての国家、そしてすべての宗教が一つになり、ともに力を合わせ、この歴史的なプロジェクトを成功させなければなりません。この事業の成功こそ、人類にとってこれ以上戦争と分断が必要のない平和理想世界王国を創建するのに、決定的役割をすることでしょう。

 皆様、このような途方もないプロジェクトをどうしたら完成できるのかと疑問を持つ人もいるでしょう。しかし神様のみ旨があるところには必ず道があります。

 21世紀の現代科学技術は、今、ベーリング海峡にトンネルを通す程度の事は問題にならない水準にまで発展しています。工事費用も問題になりません。世界が戦争という名の下に費やしているお金がいくらでしょうか。人類は今、歴史と後代の前に、実に恐るべき罪を犯している事を自覚すべき時です。

 一つ例を挙げましょう。アメリカが過去3年の間、イラク戦争につぎ込んだ戦費がいくらになるかご存知ですか。約20兆円(2千億ドル)に迫っています。それだけ予算があれば、ベーリング海峡トンネルプロジェクトを完成しても余るお金です。なぜ私たちが互いに殺し合う戦争に、このような途方もないお金をつぎ込む愚かな蛮行を続けなければならないのでしょうか。聖書のイザヤ書2章4節のように、今や、「銃や刀を溶かしてすきとくわを作る」時です。

 人類はもうこれ以上、戦争のための戦争に子女たちの命を犠牲にし、天文学的なお金を費やす悪業を繰り返してはなりません。世界のすべての国家の力を総動員し、大宇宙の主人である神様が願われる平和理想世界王国創建に、総邁進する時が来たのです。(2005912日、ニューヨーク・リンカーンセンター)

(『友情新聞』2014年11月1日号より)

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 次回は、「ベーリング海峡トンネルの時代的背景」をお届けします。


◆『平和の大道 ―国際ハイウェイ・日韓トンネル―』を書籍でご覧になりたいかたはコチラへ(韓国語版もあります)


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