2023.07.03 17:00
コラム・週刊Blessed Life 270
大谷翔平、超特大弾の30号で6月を締めくくる!
新海 一朗
米国時間6月30日、ア・リーグ(アメリカン・リーグ)、エンジェルスの大谷翔平は、ダイヤモンドバックス戦で、超特大弾の30号ホームランをライトスタンド最上段にたたき込みました。
これで6月のホームラン数は15本となり、累計で30号ホーマーを達成、6月30日現在で、ア・リーグとナ・リーグ(ナショナル・リーグ)を合わせて、2位のオルソンの28号(ナ・リーグ、ブレーブス)を抑え、本塁打数トップに立っています。
ダイヤモンドバックス戦で放った30号ホーマーは、0対5で迎えた6回裏の場面でしたが、相手方左腕のヘンリーの投球をはじき返し、打球速度115.1マイル(約185.2キロ)、飛距離493フィート(約150.2メートル)の本塁打を記録しました。
この超ど級の飛距離は、自己最長のものであり、エンジェルスの番記者サム・ブラム記者は「本当に493フィートをマークしたのか? なんてばかげたホームランだ!」と、完全に言葉を失いました。
6月だけで15本塁打を放ち、累計数30号ホームランの記録は史上4人目であり、一人目がベーブ・ルース(1930年、ヤンキース)、二人目がボブ・ジョンソン(1934年、アスレチックス)、3人目がロジャー・マリス(1961年、ヤンキース)の3人です。
このままの勢い、ペースで計算すると、57号~58号の本塁打達成は可能な圏内に入ってきているということです。
また、米スポーツ専門局「ESPN」によると、「ショウヘイ・オオタニが、1998年のサミー・ソーサと並んで7月前に30本塁打10盗塁を記録した二人目の選手となった」と報じています。
ホームランという華麗なショーを演じる一方、塁を盗むという「走る」実績においても、史上二人目の記録を打ち立てたというのです。
ちなみに、サミー・ソーサは、1998年に驚異的な66本塁打を放ち、メジャー通算609本をマークしたレジェンドであり、大谷翔平をこのような人物と並べて語ること自体、米球界の解説者たちは、胸ワクワク躍るものを大谷に期待しているのかもしれません。
6月27日(日本時間28日)には、ホワイトソックス戦で、27号と28号を含む3打数3安打の華やかな打撃ショーを見せて世界の野球ファンを沸かせてくれたばかりの、そのすぐ後に、29号、30号と記録を伸ばしたわけです。
もう彼を止める者は誰もいません。その勢いは止まりません。「心技体100%」のフル稼働状態です。
精神を磨き、技術を訓練し、身体を鍛えた大谷にとって、心技体のバランスに問題はありません。
そして、投げる、打つ、走る、の三位一体も申し分なく、野球に興味ない人でも、「大谷だけは気になる」状態に陥っています。
ふと、エンジェルスの大谷翔平とは何か、と考え込む時があります。
まさに、大谷はエンジェルであり、日米関係をスポーツによって結び、人類の平和に貢献する聖人、平和の天使のように見えます。
彼の心は夏の空のように澄み切っています。彼の集中力は、あらゆる邪気を祓(はら)い、目的を成就します。
ネガティブな思考は一切ありません。目標に向かって、希望前進あるのみです。
神様が、大谷翔平を日本に誕生させてくださったことに深く感謝したいと思います。彼は単なる野球選手ではないと思います。大きな目的と使命を持って生まれた人物です。