2018.07.31 17:00
シリーズ・「宗教」を読み解く 26
超宗教指導者会議(1)
ナビゲーター:石丸 志信
文鮮明総裁の聖和(逝去)以後、韓鶴子総裁は、「神のもとの一つの世界」を実現すべく「中断なき前進」を続けている。韓総裁も、このビジョンの実現のために、世界の宗教指導者の協力と一致を期待している。
韓総裁は、2017年秋に入って、韓国において宗教指導者が一堂に会する国際会議の開催を決定された。北朝鮮のミサイル発射実験が繰り広げられ、米朝関係に緊張感が高まり、韓半島および東アジアの情勢が危機的状況に陥っていた時である。
まさに、こうした状況下で、11月10日から14日の期間、世界70カ国400人の宗教指導者らが韓国ソウルに集った。参加者の半数は、米国聖職者指導者会議(ACLA)に加盟する米国人牧師だった。その他は、多様な宗教の指導者が世界各国から参加した。
雨が降りしきる11月10日夕、「現代の課題に取り組む~宗教指導者と信仰を基盤とする組織の責任」を主題として、天宙平和連合(UPF)とACLC主催の「超宗教指導者会議」(IRLC)が始まった。
UPFが主催する宗教者の国際会議は久しぶりであったが、開会時から家族的な雰囲気に満ちていた。