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私たちの声を聞いてください 13

 新年度を迎えた4月、春の訪れとともに、特別な冊子が発行されました。
 タイトルは、『私たちの声を聞いてください』。2022年7月8日以来、国家的迫害ともいえるようなバッシングを受けている家庭連合の信徒の皆さんの「心の叫び」をまとめたものです。
 Blessed Lifeでは、ほぼ毎日朝5時配信でご紹介してまいります。

裕福でなくとも誇り高く生きる父母を尊敬

和歌山教区 和歌山家庭教会
平野 千佳(37歳)

▲夫・元基さん、3人の子供さんと

 私は、三世代同居で3児の子女を持つ祝福二世です。私が信仰を守ってきた一番の理由は、霊界が存在すること、そして家庭連合の「為(ため)に生きる」その姿勢や考え方が素晴らしいと思うからです。

 真の父母様(文鮮明・韓鶴子総裁ご夫妻)の生き方を見たとき、自信を持って一番苦労され、世界平和のため、そして神様のために生きて来られた方だと思います。私たちに見せてくれている背中が、本当に格好良くて、そこに嘘(うそ)偽りがないと確信しますし、誇りです。

 今のマスコミが、真の父母様や私たちが何を成そうとしてここまで苦労と犠牲の道を生きてきたのかについては、一つも取り上げてくれないのがとても残念です。 でも、私たちはここから学ばないといけないと思います。

 真の父母様は私たちに「為に生きる」こと、怨讐(おんしゅう)をも愛する姿勢を見せてくださいました。だからこそ、私たちも真の愛でこの事件や出来事を甘受し、私たち自身に目を向けて、まずは自分たちから変わらないといけないと思います。

 私たち祝福二世が抱えている問題は、やはり両親が家族を優先できず、子供たちに寂しい思いをさせてしまったことや、信仰を守るため周りとは違う価値観で生きる“生きづらさ”があったこと。さらに、経済的な問題もあり、窮屈で寂しく犠牲の道を歩んできたこともあったのだろうと思います。両親の仲が良かったらいいのですが、もし仲良くなければ家庭が安息の場でなくなり、悲しみや恨みさえ持ってしまう子たちがいてもおかしくないでしょう。

 私の母親は、公務と海外宣教など、教会生活を実直にしてきました。両親は、恵まれない人たちや世界のために生きてきました。貧しくても、信念を持ち誇り高く生きている姿は、格好良く誇らしいと思いました。自信を持って「後悔していない」と言った親を、心から尊敬しています。私自身、寂しい思いや悲しいこと、犠牲や忍耐の世界もたくさん味わいましたが、その経験はなかなかできるものではないし、むしろ心の財産です。

 ただ、そう思うことができずに苦しみ、悩みの淵にいる祝福二世や食口(シック/家庭連合の教会員)たちもいると思いますので、その人たちのためにも祈り、直接何かできなかったとしても、私たちができる何か一歩を踏み出してみることが大切と感じます。

 祝福二世たちが希望の光になり、真の父母様の助けになることを願っています。心を一つにして祝福二世たちが力を合わせたら凄(すご)いパワーになると思います。

 真の父母様を慰労したいし、親孝行したいです。そして韓半島の南北統一が一刻も早く成され、悲しみのない自由で平和な世界になるようにお祈りします。

▲『私たちの声を聞いてください』

 冊子をご希望のかたは最寄りの教会にお申し込みください。